Inicio / 恋愛 / 俺がラスボス? / Capítulo 11 - Capítulo 20

Todos los capítulos de 俺がラスボス?: Capítulo 11 - Capítulo 20

76 Capítulos

11.魔力とは

「それではこちらの部屋にて魔力、魔法について学んで頂きます」 そうして新しい部屋に連れて来てもらう。 さっき教えてくれる存在って言ってたよな。 「魔力はルーナさんではない…存在?が教えてくれるのか?」 「はい。中でご紹介致しますね」 そう言うとルーナさんが扉を開ける。 「…!」 扉が開いた瞬間。風が吹いたかのような衝撃を受ける。風は全く吹いていないのだけれど…。 「今の…なに?」 ハルも同じ様な感覚のようだ。 「なんか熱かった?」 おや?違う感覚かな? 「ほーう。2人とも中々いい反応ではないか?これはいい素材が来たのかのぅ」 部屋の中から声がする。 …声はする。 姿がない?たいして広い部屋でも無いのだけれども。 「わしの名前はマリク。ルーナよ今回の生徒だな?」 「はい。マリクさんその通りです。このお2人に魔力、つきましては魔法を学ばせて頂きたく…」 「相変わらず堅い言い回しだのぅ。別によろしく!マリク!でいいといつも言ってるのになぁ。昔のルーナはもっと可愛らし…」 「マ リ ク様?」 「…っと。すまんすまん。そんな怒るな怒るな」 どうやらこの大神官様のことを昔から知ってるようだな。まぁ産まれた時から大神官って訳じゃないだろうしな。前任から受け継いでる訳だし。 「話を戻そうかの。お2人は魔力を操りたいのだろう?先程軽く放ってみたが反応的に魔力の適性はありそうだ。まずはこの部屋にいる、ワシを見つけること、見えるようになることからかのぅ」 なるほど。姿が見えないことに意味があったか。 しかしいきなりだな。 まぁそういう言い方をするってことはそれが魔力に関係するってことだよな。 「さて。どうするか」 「むー。見えないなぁ」 2人して目を凝らして見るが姿は見えない。 「ホッホッホ。見るだけではいつまでも見えんぞぉ」 とマリクさんの声。 声で位置わかるかと思ったが反響して聞こえてくる。そりゃそうじゃなきゃ声出さないわな。 見るだけではか。 よく漫画とかだと感じるんだ!とか心の目で!とかだよなぁ。 と考え目を瞑ってみる。 「ユウキー?目閉じたら見えないよ?」 とうちのお姫様。 「目で見えないなら感じられないかなぁってさ」 「なるほど!あったまいい!!私も目瞑るー!」 そんなに言われると恥ずかしいし、
last updateÚltima actualización : 2026-08-26
Leer más

12.魔法とは

「では己の魔力を感じ取るところからだのぅ。さっきワシを見つけた時の感覚で己の中を探ってみると良い」 とマリクさん。 簡単に言うけどなぁ。 とりあえず目を瞑ってそれっぽくしてみる。 「うーん。ハル?どうだ?」 「んー。私の中に熱さは無いなぁ。魔力さーん。どこだーい?」 呼んで見つかるなら苦労はしないだろ…。 自分の中にある魔力…。 目を瞑り…。あ。眠くなってきた。 「あ!」 とここでハルが声を上げる。 え。ちょっと待ってまさか…? 「んー。マリクさん何かあるかも。これどうすればいいのかな?」 「おっと。ハルちゃん本当か?よし。手のひらを出してそこにその見つけたものを移動させるイメージでやってごらん?」 「わかった!んーこうかなぁ?」 手のひらをかざし、うーっと唸りながら頭を捻っていると…。 ポワッ! 少量ではあるがハルの手のひらに光が灯った。 嘘やん。え。この子天才? ちょっとおじさんついていけないかも…。 「おー。できてるのぅ!素晴らしい!素晴らしいぞ!それがハルちゃんの魔力だ」 「やったー!できた!これで私魔法使えるってこと??」 「まぁまずはスタートラインに立ったと言った所だのぅ。その今灯せてる魔力に属性をつけて、色々と変化を付けることで魔法になるということだのぅ」 「これに属性…?私は熱だっけ?熱…熱…火?」 その瞬間ハルの手のひらの光が小さい火に変わる。 「火になったー!!!」 「…なんと。たった数十分で属性つける事ができた者なんぞ初めてだ!!素晴らしいぞ!ハルちゃん!」 「ふふへへーふふん!」 なんなのその笑い方?待っておじさん全く進んでないの。ハル置いてかないで…。 「ハル凄いな。俺は全然わからん」 「へへー。ユウキ頑張れ!ってこの火どうしよう。」 手のひらの上には火がそのままのハル。 「それ熱くないのか?」 「うん。熱くないよー!」 「自身の魔力で発動させたものは自身には効果が無いのだよ。なので熱さも感じないと言うことだのぅ」 なるほど。しかしまだ魔力すら見つけられてない俺はどうするか…。 やべぇ焦ってきた。 「ユウキー。なんてゆうかなぁ心の中にモヤモヤしてる何かがあったりしないー?」 とハルのアドバ
last updateÚltima actualización : 2026-08-27
Leer más

13.屋根とは

「うーむ…それは簡単に言っていいものなのかのぅ?」 うん。当然の反応だと思う。 しかしハルの(世界を救う者)の破壊力はかなりだな。 その上を行くラスボスがここにいるわけだけど…。 「マリクさんが、魔力と魔法について教えてくれたからまた一歩前身だよ!」 「おー。世界を救う助けが出来たと考えると、何か凄いことをした気になるのぅ。だが確かにそれなら柔らかい魔力についても頷けるのぅ」 確かにそうだな。救う者の魔力がトゲトゲしいのは合わないな。とゆーことは逆の流れだったらやばかったってことか。気をつけないといけないな。 「これで二人とも魔法が使えるってことでいいのかな?ユウキも魔力はわかったでしょ?」 「そんな簡単なものでもないのぅ。と言いたいところだが、ハルちゃんはきっとすぐに自由に使えるようになりそうだのぅ」 「まぁ最短記録だもんな。俺はハルが居なきゃダメだったろうけども」 完全にハルのおこぼれと言うかおんぶに抱っこ状態だな。…情けない。 「そう落ち込む必要はないのぅ。むしろこんなに早いハルちゃんがいじょ…凄いのであって、普通は早くても一週間で属性を付けられればってとこだのぅ」 「じゃあユウキも属性付けられれば普通より早いね!頑張れ!」 今異常って言おうとしてただろ…。 まぁどう考えても異常なんだろうけど。 本人は気づいてないようだからいいか。 「じゃあ属性か。…まずは魔力をっと」 手のひらに魔力を灯す。 「で、風を意識して…」 って言っても風の意識ってなんだ? ハルは熱さだったか。 んー。風…風…扇風機?竜巻?台風? と色々イメージしていると… 「お?」 灯した魔力の辺りに変化が…光の周りに風が起こり初めて… 「お、お、おー!」 風が起こり始めどんどん強くなっていき… 「ちょ!ちょっとユウキ!強い強いよ!」 ゴォォォォォ! と気づけば手のひらからとてつもない竜巻ができてしまった。 「あ、あれ?これどうやって止めるんだ?!」 「強い!強いよ!!」 「落ち着くのだ!消すより、とりあえず上に向かって放つのだ!」 放つって言ったって…。 「どうやって放つんだ!?」 言ってる間にも強くなっていく竜巻。 「手から魔力を飛んでけ!と言うよう
last updateÚltima actualización : 2026-08-28
Leer más

14.精霊と覚悟

それから数日間マリクさんの元で魔法の修行をした。 「いやー。2人とも早いのぅ。もう基本的な魔法なら問題ないのぅ」 マリクさんに教わったことで、 2人ともいくつかの魔法を使えるようになった。 俺は… ウインドカッター 言葉通り風の刃を飛ばす。 ウインドウォール 風の壁を出して飛んでくるものを防ぐ。 イメージはとてつもなく強いエアカーテン。 フライ 風の力で宙に浮く。あくまで浮くだけと言った所。 飛び回るようなことは出来ない。 マリクさんはそのうち出来るようになるとは言われたけれど…。コントロールが苦手なんだよなぁ。 そして… トルネード 練習初日に出したアレ。習得出来たと言っていいのか…。まぁ多分やろうと思えばまた出せると思う。 ルーナさんの視線が怖くて練習しなかったけど。 ハルの方は… ファイヤーボール 文字通り火の玉を飛ばす。 込める魔力の量で大きさ威力が変わる。 この子コントロールもお上手でした。 ファイヤーアロー 細かい火の矢的なものを飛ばす。 ファイヤーボールより威力は弱いけど広範囲。 ショットガン的な感じかな。 ハルはこの2つをとりあえず完璧にしてた。 他にもイメージはあったようだけどな。 マリクさん、ルーナさんから室内で火の魔法の上位なものは危険だからと。 この先旅立ってからでもいいだろうと。この2つでもハルは魔力のコントロールがとても上手く色々と応用できていた。 きっと上位の魔法も簡単に出来そうだな。 …本当に魔法に関して天才なんだな。こんなに可愛いのに。 「さて。これで魔力、魔法については教えることはないのぅ。後は精霊について…かのぅ」 「精霊について?」 「うむ。この世界には多数の精霊がおる。ワシのような魔力の精霊…は珍しいが、火の精霊、水の精霊…などなどな」 精霊の話は聞いていたし、目の前にいるし。だけどなんか異世界感が上がるな。ファンタジー!的な。 「それでその精霊についてって言うのは?」 「精霊は中々人間の前に姿を現したりするのを苦手にしてる者が多い。だが信頼関係を築くことが出来れば、その力を貸して貰うことができる」 「力を借りる?」 「うむ。2人の適性はそれぞれ風と火になるが、他の属
last updateÚltima actualización : 2026-08-29
Leer más

15.部屋にて

「あ、話終わったのー?」 マリクさんと話して戻ってきた俺にハルが言う。 「あぁお待たせ。さてルーナさんこれで魔法はある程度終わったわけだけど、次は…」 「はい。闘気になりますね」 闘気か。 魔法も正直ワクワクしたけどやはり男である以上闘気には更に期待をしてしまう。 某漫画のスーパーなんちゃらみたいな…ね。 「闘気かぁ。なんか強く慣れそうな感じ?んー。想像がつかないなぁ」 やはり女子にはピンと来ない感じらしい。 「ですがお二人ともここ数日特にお休みにならずに魔法の訓練しておりましたし、一旦今日と明日お休みを挟んでみるのもよろしいかと」 確かにこの世界に来てからゆっくりとしてはいないな。 とは言え社畜だったことを考えるとそこまでではないが…。 1日15時間働いて通勤往復3時間。知ってる1日って24時間しかないんだよ?後残り6時間で風呂、飯、睡眠しなきゃいけないんだよ? 「俺はそこまでじゃないけど、ハルはちょっと疲れ溜まってきてるか??」 「んー。ユウキと一緒に居られるから楽しくてそこまでじゃないけど、ちょっと疲れてるって言われたらそうかも?」 サラッと嬉しいこと言ってくれるな。この子は。 歳下に相変わらず転がされてるなぁ。俺。 「じゃあ休もうか」 「うん!お休みもユウキと一緒!…だよね??」 本当にこの子は…。 ってそんなに俺と一緒でいいのかな。 あ、1人が嫌なのか。言ってたもんな。 「ああ、一緒だよ」 「またこないだみたく勝手に一人でどっか行って大変なことになるとかダメだよ!」 釘刺されました。 ちょっとルーナさんに例の力の相談しようかと思ってたのに…。 「わかってるよ。じゃあとりあえず今日は部屋でゆっくりするか。明日は…何か考えよう」 「うん!じゃ部屋戻ろー。マリクさんまたねー!」 「ハルちゃん。ワシは大体この部屋におるからのぅ。いつでも遊びに来てくれて構わぬからのぅ」 「はーい!」 とマリクさんに挨拶をして自分達の部屋へ向かう。 しかし、いきなりハルと二人部屋になった時はちょっとドキッとしたけども…。 あの初日以来ハルがベッドに入り込むこともなく同じ部屋で寝泊まりしている。 これって同棲みたいだなぁ。 大したことない世間話をしな
last updateÚltima actualización : 2026-08-29
Leer más

16.異世界の信仰

それから2時間程時間が経った。 ハルは相変わらずスヤスヤと寝息を立てている。 …俺の膝で。 いや良いんだけどね。役得だと思うけどね。 こちらも男なのよ。とか考えながら、 俺はこの2時間ただひたすらハルの寝顔を眺めてニヤニヤしていた。 …我ながら冷静になるとキモいな。 でも膝貸してる以上動けないし、スマホも無いし何もすること無いんだから仕方ない。 そう。仕方なく寝顔を見ているんだ。 そういえば召喚される前の荷物ってどこいったんだろ。持っていたのはケツポケに入れてた財布だけ。 まぁこっちの世界では使い道の無いものだな。 スマホは何故か無かった。 何か転移にルールでもあるのかな。 スマホあればこの寝顔を写真に…。 とか考えていると。 扉をノックする音が聞こえてきた。 コンコンコン。 「ルーナです。お食事のご用意できましたのでお呼びに伺いました」 「はーい。…ほらハル。ご飯出来たってよー。起きて起きて。 」 ハルの方を揺さぶって起こしにかかる。 「ふぁ?うーん。まだ眠いよぉ。ユウキの膝枕最高だよぉ…」 寝ぼけながらハルが言う。 最高ってお前…嬉しいじゃないか。 本当にこの子は歳上を転がしてくるんだよな。 まぁそれを幸せに感じてる俺もいるわけだが。 「ハル様はユウキ様と一緒に居ると安心するのですねぇ。もはやお二人のイチャつきにも慣れてまいりましたね。どうぞ続けてください」 扉を開け部屋に入りながらルーナさんが言う。 続けてくださいはおかしいだろう? この人やっぱそうゆうの好きだな。 「別にイチャついてる訳ではないのだが…って大神官が使う言葉ではないんじゃないか?」 「大神官と言え人間ですので。それに大神官って役職ですが特に神に使えてるって訳でもありませんし」 おっ。神様信仰ではないのか。確かに神殿って名前の割にはそう言った部屋がないんだよな。 「ここは神殿ではないのか?」 「神殿ですよ。以前にも召喚者様に同じような質問をされた事がございますが、この世界において神と言う存在は信仰の対象ではないのです。あえて言うなら…創造主とでも言いますか。この世界の常識としてですと、神に縋る前に己の力で切り開けと言った所です」 「そうなのか。神殿だけど神様を祀ってる訳ではないと。そして意外だな。異世界のイメージは神様が存在し
last updateÚltima actualización : 2026-08-30
Leer más

17.今後

「酷い目にあった」 ハルを膝枕してた事で痺れきった俺の足は女子2人のオモチャとなっていた。 「ユウキの反応可愛かったー!」 「つい私も一緒になってしまいました。ハル様楽しかったですね」 「うん!ユウキまた足痺れさせてねー!」 また痺れさせてってなんだよ。おかしいだろ。 この大神官もなに一緒になってんだよ。 ってまぁ神に仕えるとかじゃないって話だから、 そんなお淑やかにしている必要もないのか。 「ルーナさんそういえば神に仕えてる訳でもないのに、ここは神殿で大神官なんだな?なんでそんな呼び方なんだ?」 「それはですね。仕えてる訳ではありませんが、この神殿を作り、水晶を宿す者クリスタラーを与えたのが神だからです」 「なるほど。だから神が存在することを知っていると」 「そういう事ですね。そして神が建物を神殿と名付け、大神官に任命した。と言われています。もっともはるか古代のお話なので…実は違うとかあるかもしれませんがね。私が疑っていないのは…まぁ、前任から聞いていると言うことで」 ルーナさんの前任か。 確か命尽きる時次に受け継がれるんだよな。 と言うことはもう亡くなっているということか。 しかし、何か含んだ言い方に感じる…。 まぁ深く詮索してもいいことは無さそうだな。 その後ルーナさんが用意してくれた食事をとった。 今回は…麻婆豆腐と唐揚げ…的なもの。 見た目はそれなんだけど、何か違うんだよな。 やはり美味しいのだけれども。 聞けば召喚者が残したレシピとのこと。 「ご馳走様でした」 「ごちそーさまー!」 食事を終える。さて、ルーナさんに聞いてみないとな。 「ルーナさん。1つ相談と言うか質問があるのだが」 「なんでしょうか?オススメのデートスポットですか?それとも…私の事ですか?ダメですよ。それは」 「ちげーよ」 なんかこの人どんどん砕けてないか? そういえばマリクさんも昔のルーナさんは…って言ってたな。これが素なんだろう。 「聞きたいのは、この世界の情報を調べると言うか学べるような所はこの神殿にはあるのか?」 「…真面目な話なんですね…。そうですね。資料室がございます。この世界の歴史でしたり、各国の事、ある程度の街のこと等色々ございますよ」 「そこは俺達も入って自由に見てもいいのか?」 「はい。持ち出しはご
last updateÚltima actualización : 2026-08-31
Leer más

18.調べ物

「どうぞお入り下さい。明日以降はお2人だけであってもご自由に入って頂いて構いません」 いいんだろうか?セキュリティ的なものは…。 「持ち出しだけはご遠慮くださいね」 「わかった。ありがとう」 お礼を言い部屋の中へ入る。 …これは。 凄いな。 入口は普通のトビラだったが入ってみるととてつもない広さの部屋だった。 見渡す限り本棚。上を見れば天井がかなり高い。 棚でよく分からないが奥行もとてつもないものがありそうだ。 「これは…お目当ての資料を探すだけでも苦労しそうだな。1日じゃ足りないだろう」 これは困ったなと悩んでいると… 「大丈夫だぞー。その為にオレがいるぞー」 何か声がした。 「ご紹介します。本の精霊のレイさんです」 ルーナさんがそう言うと3人の前に光が灯り、 そこから全身緑色のローブを着た存在が現れる。 「レイだぞー。よろしくだぞー」 「ユウキだ。こっちはハル。よろしく」 そう言って挨拶する。 今度は本の精霊か。 「何が知りたいんだー?オレに任せればすぐに欲しい本を持ってくるんだぞー」 精霊ってのは語尾に何か付けたがるもんなのか? 「そうだな。とりあえず…俺はこの世界の神について知りたい」 さっきルーナさんとその話になったからな。ちょっと気になる。 「私は地図かなぁ。この世界にどんな街があるのか知りたい!」 ハルは地図か。って地図見てわかるのか? 「わかったぞー。神様についてと地図だなー。今持ってくるぞー」 そう言って飛んでいく。 なるほど。知りたいものを伝えればそれに見合う資料を持ってきてくれるのか。 便利だな。 しばらくするとレイが戻ってくる。 「持ってきたぞー。これでいいはずだぞー。なんか違うとかあったら言ってくれれば持ってくるぞー」 資料を持ってきてくれた。 ハルの地図は本。 俺のは…水晶か。 「ルーナさんこの水晶はもしかして?」 「はい。その通りです」 なるほど。前任かそれよりもっと前の水晶か。 ってこれどうするんだ? 「そちらの水晶に魔力を込めると記録が映し出されるはずです」 「なるほど。映写機的なものか」 「使うならこっちの広い所がいいんだぞー。お嬢ちゃんの地図もこっちに椅子あるから来るといいぞー」 そう言って案内してくれる。 「ここなら大丈夫だぞー。さぁやっ
last updateÚltima actualización : 2026-08-31
Leer más

19.地図

「さてさてどんな世界かなぁ」 とハルが地図を広げる。 なんてゆーか…。地球儀を1枚の紙にしたようなそんな地図。 街とかわからんがな。 あ、でも街の名前は書いてあるんだな…ってだからなんで読めるんだ?さっきの立体映像は水晶のちからだろうけども。 「ユウキ様もしかして読めるのですか?」 「あぁ。なんでかな?読めるな。ハルは読めるのか?」 「読めなーい。なんて書いてあるの?」 どうやらハルは読めないようだ。 俺は読めるのはなんでだ? 「ルーナさんこういう事ってあるのか?」 「わたしの知ってる限りでは…無いですね。皆様魔力、闘気にを学ぶ際に並行して文字を覚えたりしていましたから」 ふむ。でもそう言えば言葉は特に問題ないんだよな。 「今更だけど言葉はなんで問題ないんだ?」 「それはノルアー様のお力と言われてますね。言葉通じなきゃ詰みじゃね?ってお言葉が残っていますから」 もうそのパリピな言葉残すのやめよーや。神様としての威厳持っておこうよ…。 「まぁ言葉通じるようにしてくれてるのは助かるな。確かに通じなかったら詰みだからな」 「なので皆様文字を覚えると自然と読めて意味が分かる…らしいです」 「なるほど…。文字覚えれば自動翻訳されてるって感じか。今のこの会話もそういう感じなのかも。」 「実はそうなのかもしれませんね」 「ユウキー。読めないから一緒に見てよー」 「はいはい。って地図なんだから別にそんな読めなくても見れるだろうに」 「むー。いいの!見るの!」 おや?なんか地雷踏んだか? 「わかったよ。拗ねるなって」 「拗ねてませーん!」 「あらあら仲のよろしいことで」 そのニマニマやめろ…この下世話神官。 気を取り直してハルと地図を見る。 「今いるのは…どこだ?」 「コチラですね」 ルーナさんが身を乗り出して教えてくれる。 「2人とも近いー」 「いやハルも近いぞ?」 「私はいいのー」 なんかまだ拗ねてるようだ。 よく分からん…。 さて今いる神殿はここか。 1番近くの街は…ここか。 「えーっと、タリスって街かなここは?」 「そうですね。タリスと言う街です。こちらの神殿を出た方が大体最初に行く街です。歩いて頑張れば一日で着く距離ですね。基本的に皆様こちらで冒険者登録をされています。」 お!冒険者登録!
last updateÚltima actualización : 2026-09-01
Leer más

20.アレスティア

翌日改めて資料室へ来た。 「ようこそだぞー。今日は何を調べるんだー?」 本の精霊レイが迎えてくれる。 「よろしく。今日はこの世界の事を色々知りたくてな」 この先旅をするのであればこの世界の常識とか、情勢を知っておく必要があるかなと。 「なるほどだぞー。じゃあ何からにするんだー?」 「そうだな。まずは…アレスティアがこの国だったか。そのアレスティアについてだな。歴史とかどんな国とか」 「わかったぞー。持ってくるぞー」 そう言ってレイが飛んでいく。 しかし便利だなこの精霊。 「ユウキー。歴史とか調べてどうするのー?」 「しばらくはこの国の中で生活することになるからな。どんな国か知らないと生きにくくないか?」 「んー。でもルーナさんも良い人だし、大丈夫じゃない?」 「まぁルーナさんが悪い人じゃないのはそう思うよ。でも気になることがな」 そう。ルーナさんやこの神殿にいる精霊達は協力的だと思う。 ただまだルーナさん以外の人に会っていないのと… 「この国において召喚された人の扱いだな。召喚された人達を使い捨てにしてたりしないかが気になるんだよ」 かなり古代から異世界から召喚しているようだしな。 まぁこの世界の神がそれを決めたようだけども。 刺激の為の召喚とかされた方はいい迷惑だろ。 帰れる条件があるだけまだ救いはあるかもしれないが…。 俺の条件はちょっとアレだけど…な。 「ふーん。ユウキは色々考えてるんだね。私は考えるの苦手だから任せる!」 …丸投げかい。 「ハルがそれでいいなら良いけど、俺の考えが間違ったらどうするんだ?俺のせいでこの世界から敵視されたりしたら…」 と言うか俺の役割を大っぴらにすれば間違いなくそうなるだろう。 とりあえず受け入れて信じてくれたルーナさんが変わっていると思う。 「んー。そしたら私はユウキの味方になるよー。世界を救う者だぞ!って」 なるほど。確かにそれは強いな。でも…滅ぼすモノのだぞ?今すぐ倒せ!ってなるんじゃないかな…。 「ありがとうハル。でもそれは良くないだろうな。もしそうなったら周りは俺にハルが騙されてるとか利用されてるって思うだろ?」 「むー。そうかな?そうかも?…でも私はユウキと一緒にいるの!」 「ありがとうハル。そ
last updateÚltima actualización : 2026-09-01
Leer más
ANTERIOR
123456
...
8
ESCANEA EL CÓDIGO PARA LEER EN LA APP
DMCA.com Protection Status