「それではこちらの部屋にて魔力、魔法について学んで頂きます」 そうして新しい部屋に連れて来てもらう。 さっき教えてくれる存在って言ってたよな。 「魔力はルーナさんではない…存在?が教えてくれるのか?」 「はい。中でご紹介致しますね」 そう言うとルーナさんが扉を開ける。 「…!」 扉が開いた瞬間。風が吹いたかのような衝撃を受ける。風は全く吹いていないのだけれど…。 「今の…なに?」 ハルも同じ様な感覚のようだ。 「なんか熱かった?」 おや?違う感覚かな? 「ほーう。2人とも中々いい反応ではないか?これはいい素材が来たのかのぅ」 部屋の中から声がする。 …声はする。 姿がない?たいして広い部屋でも無いのだけれども。 「わしの名前はマリク。ルーナよ今回の生徒だな?」 「はい。マリクさんその通りです。このお2人に魔力、つきましては魔法を学ばせて頂きたく…」 「相変わらず堅い言い回しだのぅ。別によろしく!マリク!でいいといつも言ってるのになぁ。昔のルーナはもっと可愛らし…」 「マ リ ク様?」 「…っと。すまんすまん。そんな怒るな怒るな」 どうやらこの大神官様のことを昔から知ってるようだな。まぁ産まれた時から大神官って訳じゃないだろうしな。前任から受け継いでる訳だし。 「話を戻そうかの。お2人は魔力を操りたいのだろう?先程軽く放ってみたが反応的に魔力の適性はありそうだ。まずはこの部屋にいる、ワシを見つけること、見えるようになることからかのぅ」 なるほど。姿が見えないことに意味があったか。 しかしいきなりだな。 まぁそういう言い方をするってことはそれが魔力に関係するってことだよな。 「さて。どうするか」 「むー。見えないなぁ」 2人して目を凝らして見るが姿は見えない。 「ホッホッホ。見るだけではいつまでも見えんぞぉ」 とマリクさんの声。 声で位置わかるかと思ったが反響して聞こえてくる。そりゃそうじゃなきゃ声出さないわな。 見るだけではか。 よく漫画とかだと感じるんだ!とか心の目で!とかだよなぁ。 と考え目を瞑ってみる。 「ユウキー?目閉じたら見えないよ?」 とうちのお姫様。 「目で見えないなら感じられないかなぁってさ」 「なるほど!あったまいい!!私も目瞑るー!」 そんなに言われると恥ずかしいし、
Última actualización : 2026-08-26 Leer más