東の空が白む前、江戸・山の手の静まり返った久世(くぜ)家の屋敷。礼参奉行(れいさんぶぎょう)、久世道真(くぜ・みちざね)は、息の詰まるような凄まじい熱気に弾かれたように目を覚ました。寝床の中が、まるで燃え盛る火鉢の中に放り込まれたかのように煮えくり返っていた。下腹部の奥深く、丹田のあたりから生まれて初めて経験する凶暴な脈動が、ドクドクと音を立てて響いていた。脈拍などではない。生きた何者かが皮の内側から頭を突き出して暴れているような響きだった。「はぁっ……く、うぅっ……!」道真は渇いた呻きを漏らしながら、自身の下腹部へと手を伸ばした。白玉のようだった指先に、到底人間の肉塊とは思えぬ異様な硬さが伝わった。鍛え上げられた鉄の棍棒のように硬く、太さは大人の男の腕ほどもあった。寝惚け眼で握り締めた手のひらでは、ひと回りすら包みきれない。指の隙間が押し広げられ、熱いたぎりが脈打つたびに手のひらの皺を押し上げてくる。煮えたぎる熱気を吐き出しながら、薄絹の袴を食い破らんばかりの勢いで虚空に向かって反り立っていた。道真の目は見開かれ、顔色は真っ青に染まった。亀頭とおぼしき先端が寝具の内側を濡らし、透明で粘りつく熱液をどくりと押し出した。布越しに擦れ合うたび、背骨を貫く戦慄が脳天まで駆け上がる。苦痛なのか快楽なのかすら判別がつかない。「こ、これは一体……な、何という怪異な代物なのだ!」名門武家の面目と礼法を命よりも重んじ、生涯遊郭の敷居すら跨いだことのなかった潔癖な男であった。そんな彼の股間に、魔界の淫魔が宿すような凶悪で巨大な巨根が、青黒い血管を張り巡らせて暴れ狂っていた。心を鎮めようと必死に息を吸い込むほどに、魔物は道真の意志とは無関係に、さらに荒々しく脈動を速めた。膨張する肉の圧力に耐えかね、薄絹の袴がとうとうメリメリと引き裂かれた。裂けた繊維の隙間から、赤黒い亀頭がぬらりと頭を覗かせる。空気に触れた瞬間、先端のスリットがぷくりと開き、熱液が太ももを伝って滴り落ちた。「ひっ……あ……うぐっ!」熱液が滲み出るたび、身を削るような快楽とはち切れんばかりの膨張痛が道真の脳裏を激しく突き刺した。昨晩、政敵である柳沢子明(やなぎさわ・しめい)らの一派と酌み交わした酒席の記憶が、稲妻のように脳裏をかすめた。『換陽の術(かんようのじゅつ)と申したか……』禁断の邪術によ
ปรับปรุงล่าสุด : 2026-10-13 อ่านเพิ่มเติม