姉の血液バンクにされた私女神のような姉は家族の誇りであったが、珍しい血液疾患を患っていて、治療費は月に何十万円もかかった。
姉を治すため、私は定期的に献血をし、昼夜を問わず配達の仕事に励んだ。
姉は中絶で大量出血となったが、私の彼氏は私を手術台に押し上げた。
そこで初めて知った。姉は既に私の彼氏の子を身籠っていたのだと。
「お前はもともと友希の血液バンクだ。友希のために命を捧げられるなら、本望だろう」
私は手術台に置き去りにされ、失血死した。
しかし、私が本当に死んだ途端、私の死を望んでいた人々は皆、狂ってしまった。