'NieR:Automata'の終盤、2Bが9Sを庇いながら機能停止するシーンは胸に刺さります。戦闘で損傷した身体で必死に這いずり、彼を守ろうとする姿は「
昂り」の極致です。背景音楽の『Weight of the World』が感情を増幅させ、プレイヤーに「守れなかった無力感」と「それでも立ち向かう意志」を同時に突きつけます。
このシーンが特別なのは、キャラクターの感情がゲームシステムと連動している点。操作不能状態でスティックを振り続ける物理的な「昂り」が、プレイヤーの感情と同期します。ヨコオタロウ監督らしい、インタラクティブな物語表現の傑作です。