氷上の駆け引きと人間模様に魅了された視点から語ると、'ユーリ!!! on ICE'は一風変わった支持の形を示している。主人公がトップスケーターの支援を受けることで成長していく関係性は、経済的・精神的な依存が必ずしも一方向の搾取ではないことを描写している。俺はこの作品の中で、支える側のカリスマ性と支えられる側の脆さの混ざり具合に強い現実味を感じた。 関係性はロマンティックに描かれるが、その背後にはプロフェッショナルとしての厳しさや責任もある。理想の“ヒモ生活”を投影する人たちはここで、ただ楽な生活を求めるのではなく、互いに与え合うことで成り立つ「共依存にも似た良さ」を見出している。スポーツの物語としての熱量が、依存関係を甘くし過ぎないところも評価ポイントだ。