『Good Omens』のクロウリーは実在人物を直接モデルにしたわけではなく、複数の神話や伝承からインスピレーションを得たキャラクターだと思う。特にルシファーや
堕天使のイメージが強く、『失楽園』のサタンの描写とも共通点がある。
ただし、アレイスター・クロウリーというオカルト主義者が名前の由来と言われることが多い。実際にニール・ゲイマンはインタビューで、名前だけ借用したと語っている。キャラクターの毒舌でファッショナブルな雰囲気は、デヴィッド・ボウイやロックスターたちのエネルギーを感じさせる部分もある。
個人的には、特定の人物というより『悪魔的な魅力を持つ反英雄』という普遍的なアーキタイプを現代的に解釈したものだと捉えている。