考えてみると、'Life is Strange'のクロエ・プライスは外側の敵と内側の敵が混ざり合って描かれているキャラクターだと感じる。
外側では、マーク・ジェファーソンやプレスコット家の周辺、そしてしばしば暴力や監視を象徴する大人たちが明確な対立相手になる。私はクロエの立場に共感することが多くて、彼女が“守るべきもの”のために怒りを向ける相手が具体的に提示される場面にぐっと胸を掴まれる。
一方で、もっと繊細な対立はマックスとの関係の揺らぎや、喪失感と罪悪感といった内面の葛藤だ。天秤が外側の復讐心と内側の不安定さの間を行き来するとき、クロエの物語は単なる敵対関係以上の深みを見せる。結局、彼女を動かすのは“誰かを責める”ことだけでなく、自分自身と和解することでもあると私は思う。