『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオが『I'm the king of the world!』と叫ぶシーンは、今見ると少し恥ずかしい気もしますが、当時はあの熱量がたまらなかったですよね。あのセリフを真剣に演じきった姿には、役者としての信念を感じます。
最近では『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンが『Bella, where the hell have you been, loca?』という台詞を言わされたとき、本人もインタビューで『これは恥ずかしい』と語っていました。こういう長くて感情的なセリフは、役者にとっては挑戦でしょうが、ファンとしてはキャラクターの本質を表す重要な瞬間だと捉えています。
長文のセリフを恥ずかしがらずに演じる俳優のほうが、むしろプロとして尊敬できます。『ロード・オブ・ザ・リング』のヴィゴ・モーテンセンがアラゴルンとして語りかける長い演説シーンなど、作品のクライマックスを支える力強い演技は、ああいうセリフがあってこそ成り立つものだと思います。