パトレイバー劇場版シリーズを観ていると、内海のキャラクターには微妙ながらも確かな成長の軌跡が感じられます。特に『パトレイバー 2 the Movie』では、彼の冷静な判断力と責任感がより際立って描かれています。テロリストとの対峙や部下の安全を優先するシーンでは、従来の軽妙な雰囲気から一転、重厚な表情を見せます。
『パトレイバー』の劇場版とOVAを比べると、まず制作規模の違いが目立ちますね。劇場版は予算も時間もたっぷりかけている感じで、特に『機動警察パトレイバー the Movie』では社会派的なテーマを深く掘り下げた硬派なストーリーが印象的です。一方OVAシリーズはテンポが良くてユニットの日常や個性的なキャラクターたちのやり取りが楽しい。
劇場版が重厚なSFドラマとして成立しているのに対し、OVAはもっと気軽に見られるコメディ要素が強い。作画のクオリティはどちらも高いですが、劇場版の方が背景美術やメカ作画に特に凝っています。音楽の使い方も、劇場版では荘重なオーケストラサウンドが、OVAでは軽快なジャズ調が多くて雰囲気が全然違うんですよね。