ちょっと調べてみたところ、公式サイトが『
ウソダドンドコドーン』の歌詞をどう扱っているかは状況によってかなり違うと感じた。
自分はリリース情報やディスコグラフィーを見ると、歌手名や作詞・作曲のクレジット、発売日、収録アルバムの情報はまず載っているケースが多いと気づいている。これは権利情報を明示するためとファンが曲を識別しやすくするためだ。だが歌詞については日本の著作権管理団体(たとえばJASRACなど)の運用やレーベルの方針によって差が出る。レーベルが出版社から公式に掲載許可を得ていれば、サイト内にフル歌詞や一部の抜粋が載ることもある。一方で、許諾が出ていない場合は歌詞は掲載せず、代わりに歌詞配信サービスへのリンクや歌詞の一部を抜粋して紹介するだけ、というパターンが目立つ。
個人的に確認するときは、公式サイトのフッターやページ下部にある著作権表記や「歌詞掲載について」の断り書きを探す。もしフル歌詞が載っていれば通常はクレジット表示が明確で、ページ上に「歌詞提供:出版社名」といった注記があることが多い。逆に見当たらない場合でも、歌手プロフィールやリリース情報は充実しているはずで、歌詞自体は外部の正規配信サービスで閲覧可能になっていることが多い。ちなみに似た扱いを見た曲に、'風のささやき'のケースがあり、そちらはレーベルの許諾で歌詞全文を掲載していた例がある。
結論めいた書き方になるが、公式サイトに何が載っているかは権利処理の有無次第で、歌手情報やクレジットは載っている可能性が高い一方、歌詞は「載っている場合」と「載っていない場合」がはっきり分かれる。自分としては、公式に歌詞が載っていない場合はその理由が権利上の配慮によるものだと受け止めるようにしている。