海に散る星、届かぬ夢
結城晴香(ゆうき はるか)と桐生真也(きりゅう しんや)は、幼い頃から同じ孤児院で育った。
互いに寄り添い合い、支え合いながら、相手こそが自分にとって唯一の存在だと信じていた。
十八歳のとき、真也が告白し、二人は同じ大学へ。学内でも評判の良いカップルとなった。
二十二歳でプロポーズを受け、二人で新居を飾りつけながら幸せな未来を思い描いていた。
だが結婚式の直前、晴香はその新居で浮気をし、しかもその現場を真也に見られてしまった。
激しい怒りに駆られた真也は、晴香を責め立て、容赦なく傷つけた。しかし、その出来事の裏には、誰も知らない真実が隠されていた!