66回も結婚式を中止したので、私は彼のもとを去ることにした
私がは外科医の彼氏アンドリューと七年付き合って、結婚式がもう66回も挙げた。
でも毎回、彼はセレナのために式を中止した。
一回目は、セレナが患者に誤った薬を打った時。
彼は「戻るまで待ってて」と言って、私は一日中待ち続けた。
二回目は、セレナが風呂で転んだ時。
その時ちょうど指輪の交換をしようとしてたのに、彼は一瞬も迷わず私を置いていった。
ゲストたちに笑われても、彼は私のことなんて気にも留めなかった。
私は65回も結婚式を挙げ続けたけど、毎回セレナは理由をつけてアンドリューを呼び出し、彼はその度に私を置いていった。
65回目の式の時、セレナは「犬が死にそうで、私も死にたい。ビルから飛び降りる」と言い出した。
母は怒りで心臓発作を起こしたけど、それでもアンドリューは止まらなかった。
その後、アンドリューは家族全員の前で跪いて謝ってきた。
「セレナは孤児で可哀そうなだけだ。俺が本当に愛してるのはアイビー、君だけだ」って。
私は彼に最後のチャンスをあげた。
でも、やはり彼は私を裏切った。
私は完全にあきらめて、アンドリューと別れることを決めた。
そして国際医療援助チームに参加した。
もう、二度と彼に会う必要なんてない。