Beranda / BL / crisis / 33.###

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33.###

Penulis: よつば 綴
last update Terakhir Diperbarui: 2025-06-20 17:00:00

 俺まで、先生と一緒に堕とされるわけにはいかない。と、思っていたのが数十分前。俺は見事に堕とされた。

 別に、奏斗サンを好きになったわけじゃない。けど、逆らえない事はよく分かった。逆らうとやべぇ。

 2本突っ込んで、2本とも結腸にねじ込みそうな勢いで突き潰された。腹もケツも全部痛てぇ。

 先生は俺んナカでイクわ噴くわ好き放題だし、奏斗サンはアホみたいな量の射精するし。俺の腹んナカぐっちゃぐちゃ。

 突かれる度、腹に響く衝撃が強すぎて、胃が痙攣するくらい何回も吐いた。それでも、先生の顔にかけんのは避けたんだから褒めてほしい。

 ベッドのヘリに座り、煙草を吸う奏斗サン。煙に目を細めて、悠々と賢者タイムを満喫してる。その足の下には先生の頭がある。どういう情緒してんだよ。

 鬼畜だとかクソドSだとか言われてた俺だって、事後に女の子の頭踏みながら呆けた事なんかない。因みにだけど、先生にされた事も無い。

 けど、奏斗サンのする事に意見する事はできないのは理解る。奏斗サンの逆鱗に触れたら、死ぬほど痛ぇか死ぬイかされるかだ。どっちももう無理。

 俺さっき、泡吹いて気絶してやっと解放されたんだもん。縄解く時に、『二度と歯向かわない』って約束させられたし。守る気なんかねぇけど。

 あれは多分、“先生に何をシても”って意味も含まれてるんだと思う。んなの、あんな弱っちぃ先生を守んねぇわけねぇじゃんな。

 だから、先生を傷つけないなら従うって言ったら、生意気言うなって笑いながらビンタされた。それも、ケツが疼くような甘いやつ。けど、目は笑ってねぇの。すげぇ怖かった。

 なのに、すぐにトロンてしちまって、口が勝手に『はい』って言いやがった。脳と身体が生き別れたみたいで気持ち悪ぃ。

 ベッドの隅に座って、壁に身を預ける。正直、起き上がってんのも辛い。蹲って吐きたい。けど、ここで弱みを見せるわけにはいかねぇんよな。

「それ、先生大丈夫なの? 薬って、危ないヤツじゃねぇの?」

「俺ねぇ、コイツにはそういうの使わねぇの。今日のは軽いヤツ。そんなキツいのなくても、コイツは身体が覚

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  • crisis   33.###

     俺まで、先生と一緒に堕とされるわけにはいかない。と、思っていたのが数十分前。俺は見事に堕とされた。 別に、奏斗サンを好きになったわけじゃない。けど、逆らえない事はよく分かった。逆らうとやべぇ。 2本突っ込んで、2本とも結腸にねじ込みそうな勢いで突き潰された。腹もケツも全部痛てぇ。 先生は俺んナカでイクわ噴くわ好き放題だし、奏斗サンはアホみたいな量の射精するし。俺の腹んナカぐっちゃぐちゃ。 突かれる度、腹に響く衝撃が強すぎて、胃が痙攣するくらい何回も吐いた。それでも、先生の顔にかけんのは避けたんだから褒めてほしい。 ベッドのヘリに座り、煙草を吸う奏斗サン。煙に目を細めて、悠々と賢者タイムを満喫してる。その足の下には先生の頭がある。どういう情緒してんだよ。 鬼畜だとかクソドSだとか言われてた俺だって、事後に女の子の頭踏みながら呆けた事なんかない。因みにだけど、先生にされた事も無い。 けど、奏斗サンのする事に意見する事はできないのは理解る。奏斗サンの逆鱗に触れたら、死ぬほど痛ぇか死ぬイかされるかだ。どっちももう無理。 俺さっき、泡吹いて気絶してやっと解放されたんだもん。縄解く時に、『二度と歯向かわない』って約束させられたし。守る気なんかねぇけど。 あれは多分、“先生に何をシても”って意味も含まれてるんだと思う。んなの、あんな弱っちぃ先生を守んねぇわけねぇじゃんな。 だから、先生を傷つけないなら従うって言ったら、生意気言うなって笑いながらビンタされた。それも、ケツが疼くような甘いやつ。けど、目は笑ってねぇの。すげぇ怖かった。 なのに、すぐにトロンてしちまって、口が勝手に『はい』って言いやがった。脳と身体が生き別れたみたいで気持ち悪ぃ。 ベッドの隅に座って、壁に身を預ける。正直、起き上がってんのも辛い。蹲って吐きたい。けど、ここで弱みを見せるわけにはいかねぇんよな。「それ、先生大丈夫なの? 薬って、危ないヤツじゃねぇの?」「俺ねぇ、コイツにはそういうの使わねぇの。今日のは軽いヤツ。そんなキツいのなくても、コイツは身体が覚

  • crisis   32.###

    「芯····見にゃいれぇ······」 そう呟く先生の顔は、見たことないくらい蕩けきってた。これが本来の先生で、先生の本性なのかな。まぁ、そんな事はどうでもいいや。 多分、薬の所為なんだ。分かってる。けど、先生がエロすぎて目が離せない。俺だって、相当ヤバい状態なんだけど。 イキ過ぎて脳が焼き切れそう。ちんこもケツも感覚おかしくって、それでも腹の奥でイクもんだから苦しいったらねぇの。 にしても、奏斗のヤツすげぇ楽しそうに先生掘ってんな。うぜぇ。 不思議と、今でも先生に突っ込みたいとは思わないけど、興味が無いわけでもない。 でも、このふたりが絵になりすぎててAV見てる気分。あー、なんか他人事みてぇ。 ぼんやりした頭ン中で、くだんねぇ事ばっか考える。先生を助けてやりたい。けど、ガキの俺にはどうする事もできない。つか、これ助けたほうがいいんだよな? 先生、めっちゃ気持ち良さそうなんだけど。はぁ、もどかしいな····。 それよか限界。これ以上イッたら脳みそ死ぬわ。けど、声も出せないのにどうしろってんだよ。2人でイチャイチャやってるから、俺の事は完全放置だし。 見てっと腹立つんだよな。いっそ、目隠しもしてくれたら良かったのに····。 んな事考えてたら、不意に先生と目が合った。泣いてる先生を可愛いと思うんだから重症だ。「芯··ごめんね····ごめっ、ん゙ん゙ん゙っ♡ はぁぁっ····奥゙イギュぅぅ!!」 また首輪引っ張られて窒息イキしてる。いつもは俺の首絞めてイッてるくせに。 かれこれ、何十分も見せつけられてんの。なんか、すげぇモヤモヤしてきた。俺も先生をイかせたい。

  • crisis   31.*****

     ベッドへ倒れ込んだ拍子に、芯から僕のペニスが抜けてしまった。とても寂しい。触れたい。芯を抱き締めたい。それなのに、身体はピクリとも動かない。 脳内でよたよたと思考がよぎる。そんな僕に触れたのは奏斗さんだった。 僕の前髪を握って持ち上げると、乱暴なキスをした。煙草の味がする、不味いキス。それなのに、絡められる舌に応えてしまう。芯のキスはもっと甘くて柔らかかった。 極上のスイーツを知ってしまった今、劇薬のような奏斗さんが痛い。「優しくシてあげようか? 芯クンに甘いの教えられちゃったんだろ。だからそんなに怯えてんだよね」「お、怯えてなんか──」「ま、昔からだけどさ。····あーあ、バカだなぁ。そんなの知らなきゃ、またすぐ俺に溺れられたのに」 甘い鉛を飲み込んだみたいだ。胸の手前で言葉がつっかえている。 二度と、こんな危険な沼に溺れたくない。なのに、奏斗さんの全てに反応してしまう。身体に根付く熱を、どうしても捨てきれない。「せ··ん、せぇ····」「もう起きたの? マジで元気だねぇ」「ハッ····ジジィとは違うんだy──ひッがあ゙ぁ゙ぁっ!!?」 生意気な口を聞いた芯に、ズプッとブジーを挿し込んだ。一気に刺して、怪我でもしたらどうするんだ。「あ~っは····イイ声♡ もっと聞かせて」「か、奏斗さん! ら、乱暴にしないで····芯に怪我させないでください」「あ? チッ··煩いなぁ」 振り返り、僕を睨む奏斗さん。その瞳に逆らえば、もっと酷い目に遭う。僕はそれを知っている。忘れられるはずがない。 けれど、あの頃の僕とは違う。 僕は奏斗さんの腕を掴み、その手を止めた。奏

  • crisis   30.*****

     失神すらさせてもらえないまま、僕は奏斗さんの射精を腹で受ける。プラグで栓をされ、身動きがとれないよう手足を縛られてベッドの隅に転がされた。無様に、起き上がる事もできない。「あ、それねぇ····イイ感じの薬、たーっぷり塗り込んでるから。芯クン潰してる間、独りで悶えてな」 奏斗さんは、芯をベッドに移動させると、口に掛けていた縄だけ解いた。そして、電マを亀頭に押し当てようとする。抵抗しようものならペニスを握り潰すと脅し、芯を大人しくさせてしまった。「チッ····縛んのマジすぎてキモいんだけど」「あぁ····俺、趣味で緊縛師やってるからねぇ。上手いでしょ」 にこやかに言って、芯のロープに指を掛けて言う。大学生の頃から怪しい店でアルバイトをしていたようだが、ここまで本格的とは。昔から縛るのは上手く、おかげで縄酔いするまでに仕上げられた。 芯まで、その毒牙に掛けられないようにしなくては。しかし、全身に力が入らず口も動かせない。おそらく、プラグに塗布したという薬の所為もあるのだろう。「は··? きん····? なぁアンタさ、何がしてぇの? 俺と先生が別れたら満足なわけ?」「君らがどんな関係であろうが、そんなのどうでもいいよ。俺には関係ないからね。けどそうだなぁ····芯クンも可愛いし、いっそ2人とも僕が飼っちゃおうかな」「あ? ふざけんな。俺も先生も、お前なんかに堕ちるかよ。自惚れんのも大概にしとけよな、自意識過剰ジジィ!」「あっはは、芯クンは口が悪いなぁ。まずはそこから直していこうか」 強気な芯の心をへし折るべく、奏斗さんは電マのスイッチを入れた。芯の愛らしい嬌声が響く。この状況でそれを聞いて、欲情する僕は救いようのない変態だ。 奏斗さんの責め方は、とにかくでエゴイスティ

  • crisis   29.*****

     名前を呼ばれ、呼吸困難に陥った僕の口を、奏斗さんは容赦なく犯す。鬼畜の所業だとは思わない。こんなの、まだまだ甘いほうだから。 僕の前髪を鷲掴み、壁に追い込んで喉奥まで押し込む。窓枠に片手を掛け、喉を壊す勢いで使う。息ができない。逃げられもしない。 あぁ、芯が僕を心配してくれている。目に沢山涙を溜めて、無意味に奏斗さんを睨む。そんな事をしても、奏斗さんは気にも留めないのに。「顎はずしていい? 根元まで挿れるよ」「んぅーっ··ぇ゙ぁ゙··ぉ゙、あ゙ッッ!!」 喉の奥を強引に開くと、根元までねじ込んだ。同時に、ガゴッっと鈍い音が脳に響く。久々に鳴った、顎の外れる音だ。懐かしい痛みに、体温が上昇してゆく。 芯が激昂しているが、奏斗さんは振り向きすらしない。芯の声が遠くで聴こえる。僕は、視界の隅でそれを見ているが、劈くような痛みでそれどころではない。 けれど、おかげで息をする事ができた。まさか、これを狙っていたわけではあるまい。大丈夫、都合のいい解釈には懲りている。 そして、痺れた脳で感じるそれは、僕のペニスを勃たせる快感にすぎなかった。痛みと快感の繋げ方は、嫌というほど身体が覚えている。  小便を漏らし、顔から出る汁を溢れさせ、まるでさっきまでの芯の様だ。こんな姿を見てなお、僕を自分のものだと訴えてくれている芯。 まだ奏斗さんへの対抗意識を燃やしているのだろうか、真意は分からないが嬉しい。どうやら僕の心は、自分で思っているよりも随分と芯に執心しているらしい。 ほら見ろ、奏斗さんの懐かしい責めに、反応するのは身体だけだ。なんて強がりも、心に留めておかねばなるまい。 奏斗さんは僕の顎を嵌めると、所謂チングリ返しの体勢にして足首を持ち上から突き挿す。痛みと嫌悪感で、込み上げるものを飲み込めなかった。「かはっ····ゔぇ゙ぇぇ······」「あぁ、久々だしキツい?

  • crisis   28.*****

     僕は何もかもを諦め、奏斗さんに手首を縛られる。光沢のあるワインレッドのネクタイ。奏斗さんが昔から好んで身につけていた色だ。血の染みがイイ色になるんだと言っていた。 藻掻く事さえも許さないくらい、ギチギチに縛られる。機嫌が悪いとこうなのだ。見える所に痕をつけられるのは困る。けれど、そんなことを言えば首や顔にもつけられかねない。 されるがまま、僕が抵抗もせずに縛られていると、芯が奏斗さんに蹴りかかった。奏斗さんはひょいと避ける。あわや、頬に直撃するところだった。「っぶね。へぇ····、まだ折れてないんだ。おっけ、先に芯クンから壊しちゃお。お前はそこで見てなね。大事な芯クンが俺に堕ちてくとこ♡」 奏斗さんは、芯の脚を縛り身動きを取れなくする。次に僕を縛り終えると、芯を開脚した状態に縛り直した。 手は後ろ手に、さっきよりも雁字搦めに縛り、口にも縄を掛ける。そして、四つ這いにして一切抵抗できなくなった芯のお尻を鷲掴み、一息に根元まで突き挿した。言葉にならない悲鳴をあげる芯。余程痛いのだろう。涙とヨダレが溢れ、二突き目には嘔吐してしまった。 縄を食いしばり、声を我慢する芯と目が合う。気がつくと、僕のほうが涙をポロポロ零していた。「センセ《へんへ》··泣くなって《ひゃふはっへ》····。俺《ほぇ》····大丈夫だから《はいひょーふはひゃや》」 大丈夫なわけがないじゃないか。そんな言葉さえ返せないほど、唇の震えが止まらない。 奏斗さんは縄を手綱《たづな》の様に握り、芯の上体を引き起こす。奥を深く抉られて辛いだろう。それでも、芯は僕に声を聞かせないよう抑える。 奏斗さんは芯を快楽漬けにし、意識が飛ぶと痛みを与えて起こす。それを絶妙に繰り返し、芯のメンタルを削ってゆく。 強気の芯も、流石に限界が近いようだ。目が虚ろになり、僕には見せなかった表情を見せ始める。 完全に蕩けきった顔だ。僕だって、こ

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