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410話

Penulis: 籘裏美馬
last update Tanggal publikasi: 2026-05-21 19:15:05

「足元気をつけて、茉莉花」

「ありがとうございます苓さん」

店内から庭園に出る時、段差がある。

それにいち早く気が付いた苓さんは私に手を差し出してくれた。

苓さんの手を取って段差を降り、外に出る。

私は背後の段差をじっと見つめた。

そんな私に気が付き、苓さんが不思議そうに話しかけてくる。

「茉莉花?どうしました?」

「いえ……」

私は、次に店内に向ける。

そして先程の段差にも目を向けて、次に目の前に広がる素晴らしい庭園に顔を向けた。

庭園は、飛び石が配置されている箇所やそのまま歩いて散策出来る平らな道がある。

平らな道は綺麗に整備されていて、石や砂利なども取り除かれていた。

「何かございましたか、藤堂本部長?」

足柄店長が不安そうに私に話しかけてきて、私は自分が黙り込んでじっと立ったままなのにはっと気が付いた。

「あっ、すみません足柄店長。その、1つ気になって……」

「何かございましたか!?」

焦ったように声をかけてくる足柄店長に、私は先程感じた疑問を口にした。

「店内や、庭園はバリアフリーが進み車椅子や足が不自由な方も安心して利用出来ますね」

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