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第7話

Author: オンちゃん
蓮は私を見つめたまま、静かに口を開いた。

「待て」

会場が静まり返る。

「指輪の交換の前に」

マイクを通した蓮の声は、会場の隅々まで響き渡った。そこには狂気を孕んだ震えがあった。

「皆さんに見せしたい特別なプレゼントがある」

百合子の顔がパッと輝く。

「蓮、サプライズを用意してくれたの?」

蓮は彼女を冷たく見下ろし、口元に残酷な笑みを浮かべた。

「ああ、とびきりのサプライズだ」

彼が指を鳴らす。

ステージ後方の巨大なスクリーンが瞬時に点灯した。

ロマンチックな思い出の映像でも流れるのかと思った。

しかし、映し出された映像に、私の全身の血液が逆流した。

それは、一枚一枚の写真だった。

一枚目、私が医師の前で土下座をし、額から血を流している写真。

二枚目、手術台に横たわる私。左目に包帯が当てられ、顔色は紙のように白い。

三枚目、角膜提供同意書。

署名は瀬戸紬。

受贈者、桐島蓮。

四枚目、診断書。

急性骨髄性白血病(末期)、治療放棄同意書。

会場が完全な沈黙に包まれた。

私は恐怖に震えながらスクリーンを見上げた。

バレた……

どうして、どうや
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