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第6話

作者: オンちゃん
「気持ち悪い?蓮。

一億円を作るために、生きたまま抉り出して売ったの。

どう……?ゾッとするでしょう?」

「嘘だ!」

蓮が咆哮した。首筋に青筋が浮かび上がる。

彼は私に飛びかかり、両手で私の肩をきつく掴んだ。目は血走っている。

「同情を買うための芝居だろ、そうなんだろ!?

言えよ!よくもそんな嘘を!」

彼は怯えていた。

狂ったように怯えていた。

彼の深層心理で、最も恐ろしい答えが浮かび上がり、彼を飲み込もうとしていたからだ。

五年前、彼の手術の日、私も姿を消した。

この世界にそんな偶然があるわけがない。

「覚えてないわ……」

私は彼を見つめ、残された右目から涙を流した。

「お金さえくれれば……誰に売ったって同じよ……」

「あぁぁぁぁぁ――ッ!!!」

蓮は喉が裂けんばかりの絶叫を上げた。

彼は私を抱きしめた。骨が折れるほどの力で、まるで私を自分の体の中に埋め込もうとするかのように。

「紬、お前ってやつは……お前は!

どうして……どうしてこんなことを!」

彼の全身が震え、熱い涙が大粒の雨となって私の首筋に落ちてくる。その熱さが、私の冷え切った体を焼
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