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第6話

Auteur: キララ
その日の早朝、私たちは車で山奥に向かっていた。だんだんと道が悪くなっていくのを窓から眺めていると、胸が少しざわついた。

案の定、村の入り口に着いたとたんに雨が降り出した。

雨粒がぱらぱらと窓を叩いて、山道はあっというまにぬかるんでしまった。

なんとか現場の前に車を停めて、私は急いで開発のセレモニーを終わらせた。

しかし、セレモニーが終わると、雨足はさらに強くなった。村役場の職員から、雨がやむまで村にいたほうがいいと言われた。

でも、雨はなかなかやむ気配がなかった。

午後になって、突然ゴーッという大きな音がして、村人たちの悲鳴が聞こえた。外に駆けつけると、遠くの山でがけ崩れが起きていた。土砂が唯一の道をめちゃくちゃにしていた。

こうして私たちは、この人里離れた山村に閉じ込められてしまったのだ。

みんながパニックになっていると、雨の中からすっと背の高い人影が現れた。

彼は濃い色のレインコートを着ていて、くっきりとした顔立ちで、その目は落ち着いていて、強い意志を感じさせていた。

そして彼は村役場の職員のところまで歩いていくと、小声で何かを話した後、私たちの方を向いて宥める
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