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第6話

Author: ばくちくばくばく
警察署で事情聴取が始まると、宗介は終始「ただの不注意だった」と言い張った。

「仕事が立て込んでいて、家政婦が急に休んだことも知らなかったんです」

私はスマホを取り出し、チャットの履歴を警察官に見せた。

「出張へ行く前日、私はちゃんと伝えていますよ」

警察官がチャット画面に目を落とすと、宗介はすぐに言い直す。

「……いや、忘れていたんです」

「3日間も?」

私は静かに問い返した。

「家からリゾートホテルまでは車で40分。

あなたのインスタは一日に何度も更新していたのに、それは忘れなかったのね」

「美咲、もういい加減にしろ」

「まだありますよ」

私は病院の診断書を取り出した。

「担当医は言いました。

あと一日遅れていたら、皮膚移植が必要になっていたかもしれないと」

宗介は少し唇を動かした。

だが今回は、「大げさだ」というような言葉が出てこなかった。

警察官は一通り調書をまとめると、また連絡すると宗介に告げた。

事情聴取を終えて警察署を出ると、真紀が慌てて駆け寄ってきた。

彼女は私には目もくれず、真っ先に宗介の腕をつかむ。

「山崎さん、大丈夫ですか。花
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