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175.彼女の実感⑦

ผู้เขียน: Aica
last update วันที่เผยแพร่: 2026-01-18 18:33:19

それから、しばらく経ってようやく社長が帰ってきた。

「おかえりなさい」

「ん。ただいま」

「ちゃんとお話出来ました?」

「えっ?」

「なんかあの女性、真っ先に社長に会いに来たみたいですし、かなり久々だったみたいなので、そんなとこに、あたしがいてちょっとビックリされてたんで。社長帰ってくるまでは何も言わない方がいいなと思って、家政婦に徹底してなりきってました(笑)」

料理を作りながら帰ってきた社長に声をかける。

「悪い。あんなこと言わせて……」

「えっ、なんで社長が謝ってるんですか?(笑) 現にこうやって料理作ってれば、地味だしそんな感じに見えちゃいますよね(笑)」

こうやってちょっと自虐的にネタくらいにして笑い飛ばした方がスッキリする。

例え自分を否定されても、これがあたしなのは違いないし。

どう頑張ってもあんな洗練された雰囲気を醸し出せるような女性にはなれないから。

すると。

「ごめん」

料理を作ってる後ろから、社長がそっと背中から抱き締めてきた。

「えっ? 社長?」

「お前は、ちゃんといい彼女だよ」

「え……? ホント、どうしたんですか……?」

背後から抱き締められたまま、耳元
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