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8.社長と秘密の始まり③

Penulis: Aica
last update Tanggal publikasi: 2025-08-06 22:45:20

それから5分くらい経った頃。

まだその場所で待っていると。

「逢沢。ちょっといい?」

「えっ? 社長? どうしたんですか?」

なぜか社長が自分の元に戻ってきて、声をかけてきた。

「お前。この前なんでもするって言ったよな」

「はい……。言いました……けど」

「ちょっと頼みたいことがあるから、一緒に来てくんない?」

「えっ?」

そう言われて、待っている席を立って、お店の隅の方へ連れて行かれる。

「頼みたいことってなんですか?」

「あのさ。お前、今から彼女のフリ、してくんない?」

「え!? 彼女!? どういうことですか!?」

まさかの社長に思ってもない頼みごとをされて、あたしは思わず驚く。

「いや、話せば長くなるから簡単に説明するけど。今、一緒にいる女と、どうもオレ酔っぱらった時に覚えのない結婚の約束したみたいで……」

「はっ!!??」

「いや、オレはそんな約束した覚えないんだけど、オレ酒弱くて、酔っぱらった時って、どうもそういうの向こうの都合に合わせて言っちゃうみたいでさ……」

「なんですか、それ……」

「オレ覚えてなくて、今この店で待ち合わせしてる相手からそれ言われてさ。相手すっかりそ
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