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第282話

Author: ルーシー
午後の出来事があってからというもの、拓海の胸の中はずっとざわついていた。

そして今――

その元凶である玲奈を目にして、胸の奥の苛立ちはさらに膨らんだ。

彼は玲奈の挨拶に返事をせず、ただ、無言で視線をそらした。

その代わり、真言が先に動いた。

彼は迷いもなく玲奈の隣の席にちょこんと座る。

真言は、昼間何があったのか知らない。

けれど、拓海のために、玲奈と二人きりになれるきっかけを作りたかった。

だからこそ、陽葵に怒られるかもしれないのを承知で、彼は勇気を出して座ったのだ。

拓海は「おい」と言いかけたが、すでに手遅れだと悟ると、深いため息をついた。

「須賀おじさんも来なよ、一緒に食べようよ」

真言が明るく手招きする。

拓海はしぶしぶ腰を上げ、仕方なくその席へ向かった。

玲奈がメニューを差し出す。

「須賀君、真言くんが何を食べたいか、私じゃ分からないから、選んで」

拓海は黙ってメニューを受け取った。

けれど、ろくに目も通さず、適当に二つの写真を指差す。

「......これと、これでいい」

玲奈は軽く頷き、店員を呼んで注文を済ませた。

支払いは玲奈がした。
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ひろぴろ
マジ何回もクズ不倫三人組にはいらいらするわ。交通事故にでも遭って死んでもらいたいぐらいのウザさや。拓海頑張って玲奈を幸せにして欲しい。
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