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終着の鐘…

Author: こいたろ
last update publish date: 2026-09-22 13:27:59

砕けたホームを、

トシオの巨体が一直線に駆け抜ける。

ドゴン――!!

一歩ごとに、

空中ホームが沈む。

崩落寸前の床板が跳ね上がり、

黒い破片が星空へ散った。

巨大口が開く。

無数の歯。

奥で脈打つ紫眼。

まるで。

世界そのものが、

こちらを喰おうとしているみたいだった。

だが。

トシオは止まらない。

右拳。

握り込み。

真正面。

迷い無し。

そして。

叩き込んだ。

ドゴォォォォォン!!!!!!

轟音。

紫眼の周囲が、

大きく歪む。

巨大口が、

初めて苦鳴みたいな震動を漏らした。

同時に。

零番線の列車が暴れる。

車体が波打ち、

窓の紫眼が一斉に開いた。

ギョロリ。

全部。

トシオを見ている。

フィルニアが笑った。

「効いてんじゃねぇか!!」

紅槍を回転。

爆炎。

ドォォォォォン!!!

線路ごと、

列車側面を吹き飛ばす。

だが。

黒鉄の車体が、

肉みたいに再生する。

ベチャ……

裂けた箇所から、

新しい眼球が生えた。

タマが舌打ちする。

「気持ち悪ぃな!!」

双剣を逆手へ持ち替える。

高速突撃。

ギギギギギギッ!!!

車輪部分を連続切断。

だが。

違和感。

タマの耳が動く。

「……空
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