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4・見つけた!

مؤلف: 泉南佳那
last update تاريخ النشر: 2025-06-18 14:50:40

おれは当時付きあっていた子をありとあらゆる角度からクローズアップで撮った写真を出品していた。

「へえ、虫も殺さないような優男風情なのに、ここまで女の子の粗(あら)を暴けるのは才能ね。気に入ったわ」と言って、名刺にプライベートの携帯電話の番号を書くと、おれに手渡した。

2日後再会して、すぐにシティホテルにしけこんで(もちろんホテル代は紗加持ち)、それから4年、ビジネスパートナーとして、そして愛人としての関係が続いている。

彼女よりも20歳ほど年上の紗加の旦那は、某有名企業の重役で資産家。

旦那の会社が紗加の務める画廊に出資していた関係で知り合ったらしい。

旦那のほうは紗加を愛人にしたかったらしいが、なんでも自分のものにしないと気がすまない彼女は、結局先妻を追いだして妻の座についた。

いわゆる略奪婚ってやつだ。

旦那は紗加にべたぼれで、浮気もなかば公認。

紗加にとって旦那の価値は最初から金だけ。愛情は微塵もない。

それに彼女の浮気相手はおれだけってわけじゃない。ただ、おれ以外はみんな一晩かぎりの相手だけど。

そういうおれも、ひとりの子とだけ付きあうのは苦手な性質だから、今の紗加
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  • たとえ、この恋が罪だとしても   エピローグ

    「あ……っ」 「こんなに感じてくれてるんだ……。嬉しいな。でも、そんなに固くならないでリラックスしてごらん」 少し掠れたぞくっとする声でつぶやく。「文乃が行ったことのないとこまで、連れてってあげるから」  それから、指と唇でさんざん弄られて…… もう声を抑えることなどできずに、わたしは快楽の波に翻弄されるまま、あられもない声をあげていた。 頭が真っ白になって、気が遠のいていきそうになったとき、安西さんがわたしのなかに入ってきた。   「……はあっ、あや……の」  彼も抑えきれない欲望に声をあげてわたしを突き上げる。 好きという気持ちが心から溢れだして、わたしの全身に漲っていく。  その想いを注ぎ込みたくて、わたしは自分から彼の唇を求めていた。   「す、き……あなたが……好き」    発火しそうなほどの熱い口づけで、彼はその想いに応えた…… *** ふと目を覚ますと、窓の外が白んでいた。 新聞配達のバイクの音が遠くから聞こえてくる。  その音さえ、まるで祝福の鐘の音のように聞こえる。 隣で眠る安西さんの安らかな寝息も聞こえる。 わたしはそっと、彼の背中に口づけ、また微睡(まどろみ)のなかに引き込まれていった……〈the end〉*お読みいただきありがとうございました😊

  • たとえ、この恋が罪だとしても   エピローグ

     ふわふわと宙に浮き上がっているような覚束なさに全身が支配される。 彼の唇はしばらくそこに留まっていたが、顔をあげて、今度はじっと見つめてくる。「頬が上気して薄紅色に染まってる。ああ、カメラに収めたいぐらい綺麗だ」  そんなことを言いながら、彼の手はわたしの足をさすりあげてくる。「でも……やっぱり誰にも見せたくない」  太腿に置かれていた手に力が加わって、左右にゆっくりと押し開かれた。   「あっ……いや……」  思わず閉じようをすると、さらに強い力で押さえられてしまう「そう? そんな蕩けそうな声出してるのに?」  そして、少し意地悪な口調でそんなことを言われる。  「……だって、恥ずかしい……です。そんなふうにじっと見られたら」   「商売柄かな。いつでも見ていたいんだ。美しいものは特にね」  安西さんはわたしを見つめたまま、内腿に舌を這わせていく。そして言った。「……今度は時間をかけて、たっぷり愛してあげるよ」    彼の舌がわたしのもっとも敏感な部分に触れた。「……!」  これまで味わったことのない快楽の波が襲ってくる。   「い、や……やめ……」  わたしは安西さんの髪をかき乱しながら、執拗なその舌を引き離そうとした。    彼の唇が離れた。  ほっと息をつくと、今度は彼の指がわたしのなかを弄りだす。

  • たとえ、この恋が罪だとしても   エピローグ

     「ありがとう……。嬉しいです。そう言ってもらえると」 そう呟くわたしの髪を耳にかけて、露わになった耳たぶに戯れにそっと歯を立ててきた。 噛まれたと言っても、ほんの軽く触れられた程度だった。 でも、心も身体も敏感になっているわたしは、それだけのことでも思わず声をもらしてしまった。   「あ、うんっ……」 「……その声も好きだよ。そんな声を聞かされたら」 少しかすれた色めいた声で安西さんがつぶやく。「また……欲しくなってきちゃうじゃない」  安西さんの手がわたしの肩に触れ、静かに押し倒される。    彼の舌が首筋をさまよいはじめる。  そっと、舐めあげられたり、ときおり少し強く吸われたり。   そんなことをされると、背中がぞくぞくしてきて、思わず身をよじってしまう。 そんな反応が彼をまた刺激して、今度は指先が胸乳を弄りはじめる。 尖った先端をさすられると、身体の奥深くで得体の知れない何かが蠢きだす。 わたしは思わずびくっと身をこわばらせる。   「こうされると、気持ちいい?」  恥ずかしさに震えながらも、わたしは小さくうなずいた。 安西さんはふっと微笑みをこぼし、「じゃあ、これは?」と言って、  今度は右胸の乳暈を舌でやさしく舐めあげてきた。「……あん」  指とは違う湿った感触に、新たな快楽を掘り起こされて、自分とは思えないような声を出てしまう。

  • たとえ、この恋が罪だとしても   エピローグ

     彼の部屋で、安西さんはありったけの情熱を注ぐかのようにわたしを抱いた。「安西……さん」 獣のようにわたしを貪る彼にこたえて、いつしか、わたしもあらぬ声をあげていた。   「まだ夢みたいだ。文乃とこうしているなんて」 「わたしも……同じこと、考えてました。今」 情事の余韻に浸ってぼんやりしているわたしに安西さんがつぶやいた。 彼の腕がわたしの身体の下に滑り込んできて、そのまま引き寄せられる。  背後から抱きしめられて、肩口にそっとキスされる。 こわれものを扱うように優しく。  そうした態度のすべてがわたしを幸福の極みに連れて行ってくれた。 あのときは、その幸福が怖かった。でも、今は違う。  そのことが心の底から嬉しかった。「なんで保育士になったの?」  わたしの髪をもてあそびながら、安西さんが尋ねる。「歌にかかわる仕事がしたくて。保育士になれば毎日子供たちと思い切り歌えるなと思って、それで通信で資格を取って……」「文乃らしいな。おれ、文乃の歌、好きだよ。とっても美しい澄んだ声をしてるから。子供たちが羨ましいよ」 そんなふうに褒められたのは初めてだ。  他でもない安西さんに言われたことも相まって、嬉しさがふつふつとこみあげてきた。

  • たとえ、この恋が罪だとしても   15・3年後

     そう言うと、今度はこれ以上ないほど真剣な表情に変わった。「会いたかったよ。文乃がどう思ってるかわからないけど、おれは今でも文乃が好きだ。その気持ちは少しも変わっていない」 もう、我慢できなかった。  堰を切ったように涙が頬を伝っていく。    店はほぼ満員だし、店員さんも近くにきそうだし、こんなところで泣いたらおかしいと、自分をいさめるのだけど、どうしても止まりそうになかった。「ご、ごめんなさ……い、お、おかしいですよね……こんなところで」 安西さんは優しい眼差しでわたしを見つめながら、ハンカチを差し出した。 そして、「出ようか」と言った。  それからすばやく立ち上がると、わたしをかばうように肩に手を回して歩き出した。 表に出て、駐車場に向かう途中の壁際で抱きすくめられた。「文乃……会いたかった……おれのあやの……」 そう言って、わたしの顎をすくいあげる。  懐かしい彼の唇の感触がわたしの心に灯りをともしていく。「文乃は? おれを好きでいてくれた? 今も変わらない?」  少し不安げにそう尋ねる彼の顔を、わたしは見あげた。「……変わって……ません。ずっと……ずっと好きでした。ずっと、会いたかった」 唇が重なる。  深く、激しく。 まだ、宵の口だし、誰か通りかかるかもしれない。  そんな考えが、ちらっと頭をよぎったが、それでもかまわない。  そう思った。 名残惜しげに唇を離すと、彼は切羽詰まった声音でささやいた。「もう、死んでも離さないから、覚悟して」  

  • たとえ、この恋が罪だとしても   15・3年後

     あのとき、自分は俊一さんへの罪悪感を少しでも薄れさせることしか、考えていなかった。 安西さんの、わたしを想ってくれる気持ちを軽んじたつもりはまったくなかったけれど、結果的に彼の気持ちを踏みにじってしまった。  結局、わたしは自分のことしか考えてなかった。  ひどいことをした。  安西さんの顔がまともに見られない。俯いたままで、わたしは言った。「ずっと、ずっと、あなたのことはもう忘れなければいけない、と思ってました。安西さんにとってわたしは、もう遠い過去になっているはずだって。 それに、本当に、わたし、安西さんみたいなひとには、ぜんぜんふさわしくないし……」    言葉が終わらないうちに、安西さんの手がわたしの頬に伸びてきて、軽くつねられた。 思わず顔を上げると、目が合った。  慈しみに満ちた表情でわたしを見つめている。 初めて会ったときから、わたしを惹きつけてやまない瞳。 その美しい瞳と見つめ、ようやくふたたび安西さんに会えたことの喜びが、わたしの心を満たしはじめた。「何言ってるんだよ。ふさわしいかどうかなんて、おれが決めることだろう」  そのまま、わたしの髪を優しく撫でながら、続けた。「おれが愛する女は、文乃だけだよ」  そう言ったとたん、安西さんはあわてた顔をして、自分の口を両手で押えた。  急にどうしたのだろうと思っていると……「うわ、やば。まじで歯が浮いてきた」と真面目な顔で言う。  本気であわててる姿が可笑しくて、思わず吹き出してしまった。 そんなわたしを見て、安西さんは嬉しそうに言った。 「やっと、笑ってくれたね。その顔が見たかったんだよ」

  • たとえ、この恋が罪だとしても   10・あなたが好き……

    「今日のお稽古、上の空だったんじゃないかしら? そんなこと今まで一度もなかったのに」 自動販売機で買ったカップのお茶を飲みながら待子さんにそう言われた。「そんな風に見えましたか?」「ええ、悩みごとがあるって顔にはっきり書いてありますよ。こんなおばあちゃん相手でよければ、聞かせてちょうだい。ひとりで抱え込むより人に話したほうがいいときもあるわよ」 待子さんは包み込むような眼差しでわたしが口を開くのをじっと待っていてくれる。  いつもと様子が違うのを感じて、声をかけてくれたのだ。 車が故障したと言うのも口実なのだろう。  ありがたかった。  たしかにこの気持ちを吐きだしたかった。

    last updateآخر تحديث : 2026-03-28
  • たとえ、この恋が罪だとしても   10・あなたが好き……

    「わたしもね、若いころ、とてもとても好きな人がいたの。でも戦争があったでしょう? 結局その人と添うことはできなかった。あなたとお話ししていたら、ひさしぶりに思いだしちゃったわ、彼のこと」 待子さんは少しはにかんだ笑みを浮かべながら、そう言った。「あっ、そうそう、でもね。あなたはあのハンサムさんを好きになったことを悪いと思っているようだけど、ちっとも悪いことじゃありませんよ。人と人が出会うことは、それだけで素敵なことだし、まして心から好きと思える相手に出会えることは本当に奇跡的な出来事なのだから」 あなたは悪くない―― その言葉が今のわたしにとって、どれほど慰めになったことか。言葉では

    last updateآخر تحديث : 2026-03-28
  • たとえ、この恋が罪だとしても   9・紗加の企み

    「最近、あなたとこういう時間が持てなかったでしょう? だから、たまにはいいかと思って」 紗加はおれの首筋に唇を這わす。  物欲しげな眼差しを向けながら。「……ここではしないんじゃなかった?」「わたしがyesならいいのよ」 「はいはい、女王様。では僕は何をすればよろしいのでしょうか?」 冗談めかして言うおれに、紗加は微笑みを浮かべて言った。「ねえ、もう一度キスして……」 紗加らしくないなと思いながらも、疲れていようがなんだろうが、ついつい据え膳を食ってしまうのがおれの悪い癖だ。 たぶん旦那と喧嘩でもして、気晴らしがしたいんだろう。  今度は俺が紗加の唇を奪う。

    last updateآخر تحديث : 2026-03-26
  • たとえ、この恋が罪だとしても   9・紗加の企み

     ずっと気にかかっていたので思い切って聞いた。  紗加さんは何をいまさら、言いたげに少し眉をしかめた。「安西があなたでなくてはだめ、と言うのだから自信を持ってくれればいいわ。それにやっぱりできません、なんて軽々しく言わないでね。一旦引き受けたからには責任を持ってくれないと困るわ。素人だろうがプロだろうが、そんなことは関係なくてよ」 いつもよりもさらにきりっとした表情でそう言われた。 安西さんにとって、そして紗加さんにとっても人生をかけるほどの大仕事なのだ。 わたしにもちゃんと自覚を持ってほしいということだろう。「わかっています。引き受けた以上は投げだすようなことはしません」「あ

    last updateآخر تحديث : 2026-03-26
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