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第2話

مؤلف: satomi
last update آخر تحديث: 2026-01-27 08:19:30

 ドラゴンにとってヒトなど米粒みたいなもので、咀嚼なんかはしない。

 おかげで俺は五体満足で胃袋に収まっているわけだが……。

 胃酸―――――‼‼‼

 服が全部溶けてしまった。つまり俺は全裸なのです。

 『酸性に強い体となりました』

 そんなことを言われても、胃の中だし。

 ドラゴンはそこらの物をなんでも口に入れるたちのようで、色々と胃袋に入ってくる。

 『ドラゴン討伐』をしようとしたヒトもいるのかな?俺と同じ運命を辿ったようです。気絶している間に装備なんかを少々いただきました。強奪?生きるためです。

 哀れ気絶した人よ。起きるのが遅かったから、全身が溶けてしまったようです。ご愁傷様です。

「俺の胃の中で生きている者がいるのか?」

「あ、俺は異世界転移したようで、須藤正己って言います。装備なんかも食べちゃってるんですね」

「何を食べていいのかよくわからないから、目に入ったものをとりあえず食ってる感じだ」

 なるほどね~。

 ドラゴンさんは最強で雑魚モンスターなんかも一飲みで、胃の中が俺の訓練場になりました。時間の流れは待ってくわからないけど、来る日も来る日もドラゴンさんが口にする雑魚モンスターを倒す日々が俺の日々でした。睡眠?はドラゴンさんが寝てる時だけど、夜なのか昼なのかは不明。昼寝かもしれないし。

 そんな日常を続けていると…。

「あ、レベルが999だったのが125まで下がった。でも、まだまだですね」

 俺の目標はもちろんLv.1!

「ドラゴンさん!」

「あ~、悪いが名前を付けてくれないか?ドラゴンなんかドラゴンの谷に行けばうようよしてるから」

 なんて危険な場所なんだ!イッテハイケナイ ドラゴンノタニ。

 ドラゴンの名前かぁ。語学力の無さが悲しい。日本語的でいいかな?

「俺が正己だから、ドラゴンさんは龍己たつみ!」

「呼び捨てで頼むぞ。正己!」

「了解。龍己!」

 俺は訓練を続けレベルは目標の1となった。

「龍己は知らないのか?食べる時はよく噛んで食べた方がいいんだ。顎にもいいし。顔の筋肉を使う事になるから顔の老化も遅くなる。ん?そういえば、龍己は何才?俺は17才だけど……」

「正己、17才?まだ小童ではないか?俺の年齢か?うーん100才を越えたあたりから忘れてるなぁ」

 100才以上ということか?それに比べたら17才の俺なんか小童も小童だろうな。

 龍己が咀嚼をして食べるようになってからというもの、よく曲がった剣とか(食道、頑丈だなぁ)も降ってくるので、俺が怪我をするようになった。

 龍己監修で、俺も治癒魔法が使えるようになった。

「あー、酸性に強くて治癒魔法が使えるのかぁ。さて、俺のレベルは…-20。マイナス?」

「マイナスがどうした?」

「レベルがマイナスに……」

「レベル1を超えたんだろう?必然的にマイナスになるだろう?」

 そうだろうけど……いいのか?

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