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第二十三話 「あなたは私を信じてくれる」

Auteur: 辻野幸枝
last update Date de publication: 2026-07-15 05:31:19

朝。

相沢ひまりは、コーヒーを片手にスマホを眺めていた。

昨夜投稿した新しいイラスト。

春の花畑で笑う子どもたち。

コメント欄には、

『今回も優しい絵ですね!』

『子どもに見せました!』

『絵本になったら絶対買います!』

温かい言葉が並んでいる。

「……ありがとうございます。」

画面に向かって小さく頭を下げる。

一か月前。

「オワコン」としか言われなかった自分が、こんな言葉をもらえる日が来るなんて思ってもいなかった。

その時だった。

ピロン。

通知が届く。

【トレンド入りしています】

「え?」

首を傾げながら開く。

しかし。

そこに表示された言葉を見て、笑顔が消えた。

『相沢ひまり、過去の映像公開!』

『懐かしの天才子役!』

『あの頃は可愛かった』

「……。」

動画を開く。

流れてきたのは。

子役時代のドラマ。

バラエティ番組。

CM。

七歳。

八歳。

十歳。

幼い自分が笑っていた。

「え……?」

ひまりは息を呑む。

その映像は、本来ネット公開されていないものだった。

しかも。

動画の最後には。

『やっぱり今は劣化したね』

『昔だけ可愛かった』

『今はイラストで必死』

悪意ある字幕ま
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