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第201話

Author: レイシ大好き
その言葉を聞いた瞬間、紗雪の心臓が「ドクン」と大きく鳴った。

彼女は勢いよく顔を上げて美月を見つめる。

瞳には信じられないという色が浮かんでいた。

つまり、もう彼女のことを見限ったということ?

自分はもう役に立たないと思われた?

美月は、紗雪のそんな反応を完全に無視した。

今の紗雪は、会社のイメージと名誉に深刻な脅威を与えている。

たとえ彼女が甘く対応したところで、いずれは株主たちから弾劾されるに違いない。

それならいっそ、自分が悪役を買って出ようというだけのことだ。

「会長......今のお言葉は......どういう意味でしょうか?」

紗雪の声は少し震えていた。

感情の揺れがはっきりと伝わってくる。

一方で緒莉は、隣でその様子を見ながら、思わず笑いそうになっていた。

まさか、あの紗雪がこんな目に遭う日が来るなんてね。

これまで母親に可愛がられて、いい気になっていたのはどこの誰だかしら?

今さら同情なんてするわけない。

もし状況が違えば、本当に声を上げて笑ってしまったかもしれない。

美月は冷たい表情のまま言った。

「私がこのポジションを与えたのは、会
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