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第71話

작가: 落流蛍
「前回彼に聞いてみたけど、まだ返事してくれていないんだ」

「本当に当主様に何か気づかれるのが怖いのかしら?」

「何が気づかれるの?」華恋は水子が全く心配しすぎていると感じた。「もし彼が本当に名家の御曹司だったら......南雲家の人たちが見抜けないわけがないでしょ?」

水子は顎に手を当てて考え込む。「それもそうね。どうせ当主様が彼に会いたいって言ってるんだから、連れて行って見てもらうのもいいかもね」

「やっぱりやめとくわ......」華恋はうつむいた。「今、賀茂哲郎が町中で彼を探してるのに、彼を当主様に会わせに行くなんて、危険すぎるわ」

「そんなの簡単よ。当主様はあなたをすごく可愛がってるんだから、彼に賀茂哲郎には言わないでってお願いすればいいのよ。それに......」

水子はさらに近づき、「当主様に認めてもらいたくないの?」と聞いた。

水子はさすが華恋の親友で、一言で華恋の心の内を突いた。

彼女が黙り込んだのを見て、水子は彼女を洗面所から引っ張り出し、ベッドのそばに立っている時也に声をかけた。「時也」

時也は眉をひそめ、うつむいて赤くなっている華恋に目を向けた。

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