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第61話 ラスボス戦④

مؤلف: 結城らい
last update آخر تحديث: 2025-12-27 18:01:20

 いよいよ、もうダメかもしれない。

 そう思っていると、イワナガヒメが横から話しかけてきた。

「ゲンノウの、脳について、わらわは居場所がわかるぞ」

「本当すか⁉」

「うむ。感じるのじゃ、やつの気配を。この真下から」

「真下って……」

「地下深くにあるようじゃ」

 マジか。

 直接脳味噌をぶっ叩けるのなら、そうしたいところだけど、あいにく俺の「ダンジョンクリエイト」では、目に見えない範囲だけを操作することは出来ない。それをやるためには、まず表面に亀裂を入れることから始めて、順繰りにその亀裂を地下深くへと伸ばしていくやり方をしないと、攻撃が届かない。

 だけど、そんな悠長な攻撃、ゲンノウが見逃すとは思えない。あっちも「ダンジョンクリエイト」持ちだから、きっと、俺の行動を妨害してくることだろう。俺がいくら亀裂を作っても、後から塗り込めてしまうに違いない。そうしているうちに、脳味噌を別の場所へと移してしまうだろう。

 そうなったら、終わりだ。もう倒しようが無くなってしまう。

「イワナガヒメ、あんたのねじれで、地下深くまで一気に破壊できないか?」

「無理じゃ。わらわの力では、表面をねじれさせるのが限界じゃ」

「そうか……そうなると、他に方法は……」

 ブツブツと、ああでもない、こうでもないと呟く俺のことを、イワナガヒメはじっと見つめている。

「なぜじゃ」

「へ、何が?」

「わらわは、うぬの仲間を大勢殺してきた。にもかかわらず、うぬはわらわを憎んでいないようじゃ。それはなぜじゃ」

「そりゃあ、色んな人が死んだのは悲しいけど……でも、お互い覚悟の上でぶつかり合っていたん

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