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平行線

Author: 一一
last update Petsa ng paglalathala: 2026-01-23 20:00:00

「ここにんだろう?『幻想神種』が」

 そのニイルの言葉に、思わず辺りを見回すレイ。

 しかし特に変化は感じられず、そもそも今の『神威賦与ギフト』では『幻想神種』は視えない事を思い出し、唇を噛む。

 そんなレイ見て、苦笑を浮かべながらニイルは続ける。

「それならば全ての辻褄が合う。何故ここだけ特別な扱いを受けているのか。そもそもここ数百年で、何故この国がこれだけ栄える事が出来たのか。もちろん、ディードの手腕もあるのでしょうが、『幻想神種』の後ろ盾があればそれも容易……」

「黙って聞いていれば!」

 それに突然長老が叫び、ニイルの言葉を遮る。

 驚くレイを他所に、長老は続けた。

「先程から我が神聖な御方を『幻想神種』などと、貴様らの分類に括るでない!あの御方が居たからこそ、我らが、いや!この国がここまで大きくなる事が出来たのだ!それを貴様の様な下賎な者が語るでない!」

 興奮冷めやらぬ様子でそう語る長老。

 しかしそ
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