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ピロトーク:揺れる想い②

مؤلف: 相沢蒼依
last update تاريخ النشر: 2025-07-22 06:12:52

 お互いなにを喋ったらいいのかわからず、沈黙がしばらく続いた。周防さんの気持ちを郁也さんに伝えたものの、今すぐ受け止めて認めるっていうのは、正直酷な話だと思う。

 だって、ずっと親友だと思って接してきた人が実は、自分を好きだったという衝撃的な事実。

「郁也さん……」

 俯いてた顔を上げてそっと名前を呼びかけてみると、郁也さんは柔らかくほほ笑んだ。

「涼一の言うとおり、やっぱ俺ってダメだな。自分の気持ちにゆとりがない分、相手のことを見れていない。だから周防が俺のことをそんなふうに想っていたなんて、全然気がつかなかった」

 持っていたコップを静かにテーブルに置き、深くため息をついた。

「いつから、周防に好かれたんだろうな。思い返してみても、さっぱりわからなくてさ。俺は今も昔もずっと、親友として接していたから」

「うん……」

「そういう態度ってさ、ある意味惨いことだよな。無意識に傷つけるのって、最低だって思――っ」

 郁也さんの言葉を遮るように、その体をぎゅっと抱きしめる。これまでのことを考えながら深く傷ついてる姿を、これ以上見たくはないよ。

「周防さんが郁也さんに気持ちを告げなかった
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  • ピロトークを聞きながら   傑作が出来た!

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  • ピロトークを聞きながら   ピロトーク:ピロトークを聴きながら⑥

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  • ピロトークを聞きながら   ピロトーク:ピロトークを聴きながら⑤

    *** 自宅に帰って涼一とふたり並んで、カレーの下ごしらえをし、仲良く料理を作った。そして食事中に今後のことについて話し合ったのだが、声色に元気がなく、沈んだままで心配になる。「涼一、仕事のことなんだけどさ。今回は急病ってことで、落とすことにしたから」「落とすなんて、そんな……僕は書けるよ、大丈夫だから」「そんな精神状態じゃ、いいのが書けないって。頼むから、俺の言うことを聞いてくれ」 涼一に向かって、丁寧に頭を下げた。 仕事に対してプライドのあるヤツだからこそ、締め切りギリギリでも意地で最後までやり遂げようとする。そんなガンコさが、今回は仇になってしまうな。「わかった。郁也さん

  • ピロトークを聞きながら   ピロトーク:ピロトークを聴きながら④

    *** 周防さんの病院からの帰り道は、気持ち的にはなんでもなかったのに。自宅に近づくにつれ、見えない不安がひしひしと僕を襲ってきた。 すぐ傍に郁也さんが、いるというのにだ。 不安を悟られないように俯きながら歩いていたら、そっと肩を抱き寄せられる。「今夜の晩御飯は涼一の大好きな、野菜のいっぱい入ったカレーにしてやるからな。楽しみにしてろよ」 抱きしめている手にぎゅっと力が入って、更に郁也さんとの距離が縮まった。いつもはこんなに敏感じゃない人なのに、どうして僕が不安がっているのがわかったんだろう? 俯いてた顔を郁也さんに向けると、柔らかく微笑んでくれる。その笑みを見ただけで不安だった

  • ピロトークを聞きながら   ピロトーク:ピロトークを聴きながら③

    ***(点滴の管の中の滴る液体を見ている内に、眠ってしまったみたいだ……) ゆっくりと目を開け、周りを見渡してみたけど誰もいなくて、少し寂しかった。「……郁也さん、どこに行っちゃったんだろ。周防さんと喋ってるのかな」 僕が飲んでしまった薬について、詳しく説明を受けている最中なのかもしれない。薬のせいとはいえ――。「あんなに乱れた僕をイヤな顔ひとつせずに、最後まで付き合わせてしまって、本当に悪かったな……」 あんなこと心配しながら、辛そうな顔してすることじゃないのに。「涼一くん、目が覚めていたんだ、気分はどう?」「周防さん……はい、おかげさまで随分と楽になりました」 もう少し

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