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第573話

مؤلف: 魚ちゃん
「だからこそ、彼との時間を大切にしないと」明里が言う。

朱美は笑った。「わかってるわ。私のことは心配しないで。あなたが幸せならそれでいいの」

明里はまだ何か言い足りないようだった。

「そんなに心配しないで」朱美が続ける。「私だって昔はそんなに裕之とデートする時間なんてなかったのよ。二人とも忙しくて、一ヶ月も会わないことだってあったわ」

「一ヶ月も?」明里は思わず身を乗り出した。「お母さん、そんなに会えなくて、寂しくならないの?」

明里は今では母とこういうプライベートな話ができるようになっていた。以前なら、死んでも親とこんな話をするなんて、想像もできなかったのに。

「寂しくもなるわね」朱美は遠くを見る目をした。「でもまあ、平気よ。年を取ると、若い人たちが大切にするものとは少し違うのかもしれないわね。彼には彼の仕事があって、私にも私の仕事がある。恋愛は人生の一部であって、全部じゃないのよ」

明里は深く納得した。

「それにね」朱美が諭すように続ける。「いつだって、どれほど相手を好きでも、自分のための空間は残しておかないと。まず自立していてこそ、相手もあなたのことを尊重して、ず
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