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第189話

Penulis: 閑雲
志保はこくりと頷き、お礼を言った。

陽咲がまだ何か用事を片付けている様子だったので、邪魔にならないよう「お先に失礼します」と告げて部屋を出た。

陽咲は頷いてそれを見送った。

志保が退出した後。

陽咲はスマホを操作し、幸子、麻衣、そして浩二を、新しく作ったグループチャットに招待した。

そして、一人につき200万円ずつ送金した。

【もうすぐお正月だね。これはほんの気持ちだから、みんな遠慮しないで。突き返すのはナシだから!】

幸子はすぐに返信した。【奥様、ありがとうございます!】

陽咲は文字を打つのが億劫になり、いっそボイスメッセージを送ることにした。「気にしないで。みんな、良いお正月を過ごしてね。今年一年、私のお世話をしてくれて本当にありがとう」

このメッセージを送信した後は、グループチャットで三人が返す感謝の言葉にはあえて返信しなかった。

画面を閉じ、麻衣との個別のチャット画面を開くと、さらに200万円を送金した。

麻衣が辞退するのを恐れて、陽咲はすかさずメッセージを添えた。【返金しないでね。これは私からの特別ボーナスだから】

【奥様、本当にありがとうございます】
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