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第189話

Penulis: marimo
last update Tanggal publikasi: 2026-06-02 19:06:46

その瞬間――。

櫻羅は目を見開いた。

「……っ!?」

次の瞬間、顔が一気に真っ赤に染まる。

耳まで熱くなり、思わず俯いてしまった。

そんな櫻羅の反応を見た心春は、楽しそうに目を輝かせた。

「櫻羅ちゃんかわいい!!」

思わず抱きしめたくなるような反応だった。

心春はケラケラ笑いながら、櫻羅の手をぐいっと掴む。

「行こっ!!私のお気に入りのお店があるの!!」

「えっ、ちょ、心春……っ」

櫻羅が戸惑う間もなかった。

心春はそのまま櫻羅の手を引っ張り、半ば強引に車へ乗せる。

運転手付きの高級車が都内を滑るように走り、しばらくして二人が到着したのは、高級ブランドの女性用ランジェリー専門店だった。

ガラス張りの外観。

上品な照明。

まるでジュエリーショップのような洗練された雰囲気。

櫻羅は店名を見ただけで固まってしまう。

「こ、ここ……?」

一方、心春は慣れた様子で車を降りると、当然のように店内へ向かって歩いて行った。

「早く早く!」

だが櫻羅は、その場から動けない。

こんな大きな店に入ったことなどなかった。

ましてや、扱っているものが“それ”なのだ。

入口から見えるだけでも、美しくディスプレイ
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