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第1518話

Auteur: リンフェイ
神崎家で食事を済ませた後、おばあさんは詩乃と少し世間話をして、晴を連れて帰っていった。

全員で二人を見送り、晴がおばあさんを乗せて車を走らせ去っていくと、詩乃は振り返って善を見つめた。彼女は口を結び、結局は何も言わずに部屋の中へと戻っていった。

理紗は食後休憩する必要がある。

航は詩乃に付き合ってどこかへ行ってしまった。

そしてすぐ、姫華と善の二人だけが庭に残される形となった。

「ちょっと一緒にお散歩しない?」

姫華のほうから善を誘った。

善は優しく微笑んだ。「食後の運動をすれば健康でいられますしね」

姫華は彼の微笑みを見つめた。彼の印象はいつだって穏やかで優しい。彼女と話す時はいつでも、微笑みを浮かべている。その笑みはまるで優しく温かい春風のように気持ちがいい。

二人は一緒に神崎邸から出ていった。

そして二階にある部屋では、詩乃が窓辺に立ち、可愛い娘と善が一緒に出かけていく様子を見ていた。

彼女は厳しい顔つきで航に言った。「桐生家のあの坊ちゃんったら、また姫華を言いくるめで散歩に行ったわ」

航が近づいてきて、窓の外を眺めた。本当に娘と善が肩を並べて外に出かけて
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