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第2697話

作者: リンフェイ
竜野はわざとこう言った。

「他の男のもんになった女には興味ないですから。でも、お嬢さんが憂さ晴らしをしたいと言うのであれば、人を手配してあげましょう。私のところできちんとこなすのなら、損させたりはしませんよ。

それから、お嬢さんをいじめた奴らなら、必ず復讐してやりますからね」

あのトーテムさえ手に入れば、彼は一族の真なる後継者となれる。その時には非凡な力が得られる。

その日が来れば、彼は結城家ですら恐れる相手ではなくなる。

九条家ならその価値を少し買ってもいいのだが。

「あなたは一体何者?」

「今は言えませんね。いつか知ることになるでしょう。どのみち、私の側につけば、損はしないとお約束しておきます」

そう言うと、彼は鈴に近寄ってその頬にキスをした。

「よし、これ以上はお邪魔しません。二人、あなたの身辺警護につけておきます。何かあった時は彼らに連絡すればいいですから。私は仕事が忙しいですので、この辺で失礼しますよ」

竜野は鈴の太ももをまた触ると、立ち上がって、ボディーガード二人にここに残るよう伝えた。それ以外は彼と一緒に鈴が借りている家から出ていった。

竜野が去って
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