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第757話

مؤلف: 錦織雫
慎は息が荒くなった。細い目がうっすらと赤みを帯びた。

「……詳しく聞かせてくれ」

凛太は傍らの専門家に目を向けた。

彼らは全員、慎が海外から呼び寄せた権威ある医師たちで、紬のためにいつでも待機していたチームだった。

専門家の一人が流暢な英語で口を開いた。

「長谷川さん、奥様は以前の流産手術により二次的なダメージを受けており、もはや通常の子宮がんと同列には語れない状態です。子宮を温存する場合、腫瘍の除去自体は安全に行える技術が我々にはあります。

ただ、責任をもって申し上げますと、術後の再発リスクは非常に高く、他臓器への転移の可能性も大きく上昇します」

どちらを選ぶべきか——答えは自ずとわかっていた。

慎はひりつくような焦燥感に焼かれた。

眠り続ける紬の顔を、じっと見つめる。

わかっていた。

だが、ただひとつ。

紬自身がどうしたいか、まだ彼女の口から聞けていなかった。

体は彼女のものだ。

しかし、この切迫した状況では——

決断は、夫である彼が下すしかなかった。

「……摘出しましょう」

沈黙していた紗代が、静かに口を開いた。

病に蝕まれた紬の姿を見つめなが
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