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第1184話

Author: 小粒キャンディ
すぐに、浩之は一花を連れて伊集院グループと伊集院家の屋敷へも向かった。

だが、浩之が調べた情報と何ら変わるところはなかった。柊馬はとっくに去っていた。

伊集院グループには、一花が見知った顔すら一人もいなかった。柊馬は湊たちのような身近な者まで全員連れて行っていた。

屋敷も同じだった。使用人によれば、旦那様はずっと前に戻らなくなったという。そして、敬子や和彦、美穂たちも二日前に出かけたきり、どこへ行ったのかも、いつ戻るのかも分からないとのことだった。

浩之は一花に一度家へ帰り、ゆっくり方法を考えるよう勧めたが、一花は帰ろうとせず、無理に屋敷に残って一晩待った。

使用人たちが彼女を追い出すはずもなく、深夜になって一花が眠りにつくのを待って、こっそり数本の電話をかけた。

ところが、電話を切る前に、突然手を伸ばされて受話器を奪われた。

「奥様、どうして……」

使用人は驚いた。目の前にいたのは、パジャマ姿の一花だった。彼女はまったく眠っていなかったのだ。

一花は受話器を受け取った。向こう側も物音に気づいたのか、静かになった。

彼女は胸が詰まる思いで、震える声を絞り出した。

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Comments (2)
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猫
ま、そうだろうとは思うけど。 一花さんのこと馬鹿にしてる感が、、 ただ、日数が合わなくないですか?
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鈴木良枝
なんか、イライラする展開になっていますね
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