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第1196話

Author: 小粒キャンディ
茉白が言い終えると、突然後ろから侑李に抱き上げられた。彼女は驚いて、両手で必死に侑李の首にしがみついた。

「何するのよ?」

「やっぱり少し重くなったな」

侑李は茉白を抱いたまま、大股で寝室へ向かった。その声はとても軽やかだが、ひどく真剣だった。

茉白は一瞬で顔を赤らめた。

「私、どこが重いのよ!」

「ごめん、僕が悪かった。君は全然重くない……今は妊娠してるんだから、重いほうがいいんだ。君は軽すぎるんだよ!」

侑李の言葉に込められた興奮は、隠しようもなかった。

彼は茉白をベッドの端に下ろすと、すぐにその場に跪いて彼女の手を握った。

「茉白、何と言えばいいか……この子は……」

「安心して。あなたがこれからも私と離婚したいと思っても、私の子供を手放すつもりはないから」

茉白は彼を一瞥し、冷たい声で言った。

先ほどまでの後ろめたさは今や跡形もなく消え、侑李の表情がとても真剣だったので、彼女も一瞬で自分が本当に妊娠したと思い込んだ。

「茉白……」

侑李の目がにわかに赤くなった。彼は突然、また自分の頬を一発殴った。

「僕が悪いんだ。無責任だったね。まさかこんなことにな
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