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第73話

Author: 十一
彼は小さな声で笑って言った。「私は間違っていない」

凛は意味がわからないようで、一瞬ぼんやりとした目をしていた。

ただ、彼の次の言葉が耳に飛び込んできた——

「俺がキスしたいのは君だよ」

凛は驚きの表情を浮かべ、しばらく何も言葉が出てこなかった。

頭の中は混乱し、一瞬、これは現実なのか夢なのか分からなくなった。

だって、あまりにも信じられない状況だから。

時也は唇を片方だけ引き上げ、整った顔に少し悪戯っぽさと自由奔放な雰囲気を漂わせていた。微かに酔った酒の香りを身に纏い、まるで世間を軽く見ているかのようだった。「どうした?そんなに驚いたのか?」

驚いたなんてもんじゃない。凛の頭はまるでオーバーヒートしたCPUのように真っ白になっていた。

「あなた……あなた……」

彼女は口を開いたものの、言葉が詰まり、何も言えなかった。

「そうだよ。俺は凛が好きなんだ」

「何言ってるの!?私とあなたって無理じゃない……」

「試してみなきゃ、不可能だなんて分からないだろう?」

「でも、あなたは海斗と……」親友じゃないの?

「もう別れたんだろう?俺はお前が好きだ。好きな人を勇気
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Comments (2)
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良香
お前の女じゃねーよ。 人をモノの如く語るな。あと搦手で迫るな時也。あと、凛ちゃん。 あんた、こんな奴らに友達、なんて呼ばせんな、付き合うな。もっと自分に緊張感持たせろ。いつかやられるぞ。
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千恵
あのー、海斗さん 凛は貴方の女ではありませんよ。貴方が捨てたのよ。 時也、ずーっと好きだったんだよ。 追いかけても良いんじゃない?
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