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第180話

作者: 相沢美咲
洋介はその晩、翔平と会う前から、すでに覚悟を決めていた。その日のうちに東都へ送り返され、あとは翔平からどんな処分を下されるのかを待つしかなかった。

隆と翔平の二人は、翔平が滞在しているホテルで待ち合わせた。

隆が到着したとき、翔平は既に待っていて、そこに柚葉も一緒にいた。

病院にいた時間が長かったせいだろうか。今朝起きたときから、柚葉は風邪気味で微熱が出ていた。

今は翔平の胸元に寄り添って力なさそうにしており、その健気で大人しい様子を、見ていて胸が締め付けられる。

具合が悪いときの柚葉は、余計に翔平から離れようとしない。

そのため、翔平は柚葉をそばに連れてきていたのだ。

柚葉は隆を見つけると、か細い声で挨拶をした。

隆は相槌を打ち、翔平に尋ねた。「柚葉ちゃんは、どうしたんですか?」

「少し風邪気味ですね」

柚葉は隆を見つめてから聞いた。「佐野さん、イヴリンさんの病気はいつ治るの?」

隆は穏やかに微笑み、伝えた。「柚葉ちゃんが良くなれば、イヴリンさんもすぐ良くなるよ」

柚葉は幼い口調で言った。「なら、私、早く良くならなくちゃ」

「ああ、そうだな。早く元気にならな
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