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第647話

Author: 小円満
そのとき、突然スマホが鳴った。

高司からだと思ったけれど、画面に表示されていたのは紗奈の名前だった。

電話に出ると、紗奈の焦りと怒りが入り混じった声が耳に飛び込んできた。

「時生、頭おかしくなったの!? あんた、あいつと結婚式を挙げるって約束したの!?」

「結婚式?」私は何のことかわからず、戸惑って聞き返した。「何言ってるの?私、いつそんな約束したの?」

「まだ知らないの!?」紗奈の声がさらに大きくなる。「二時間前にあいつがSNSに投稿したの! 今ネット中が大騒ぎになってるから、早く見て!」

胸がざわつき、私は慌てて電話を切ると、すぐにSNSを開いた。

トップページには時生の投稿が大きく表示されていた。内容はシンプルなのに、衝撃は絶大だった。

【みなさん、おすすめのウェディングプランナーがいたら教えてください】

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【これ、去年うちが使ったウェディングプランです!参考にどうぞ!】

【時生さん、奥さんに盛大な結婚式をプレゼントする気なんだ!】

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