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第831話

Author: 木真知子
栩は目を大きく見開き、思わず弟に蹴りを入れたくなった。

「ただ、あんなにかっこいい男を見たことがなかったから、ちょっと好奇心が湧いただけだよ!もし彼が化け物だったらどうする?」

桜子は呆れて額に手をあてた。想像力が豊かすぎだよ、栩兄!

檎は言った。「普通の男が他の男にこんなに興味を持つわけないだろ?」

栩は言い返す。「それは俺が若いからだよ。年齢が上がっていくと、好奇心は薄れるんだ」

兄弟たちは騒がしく話しながら、夜は過ぎていった。

翌日。

陽汰は時差ボケで、昼過ぎまで寝ていた。

目を開けた瞬間、外からきちんとしたノックの音が聞こえた。

最初はドアを開ける気はなかったが、外の人はしつこくノックを続け、ついに耐えきれずにドアを開けた。

「何だよ!木魚でも叩いてるのか?うるさいな!」

陽汰は寝ぼけ眼をこすりながら、ドアを開けると、そこにはスーツ姿の樹が立っていた。陽汰はその瞬間、動きが止まった。

樹は冷静に、上から下へと目線を滑らせた。陽汰の美しい胸筋から腹筋、そして派手なボクサーパンツに目が止まった。

その瞳が少し暗くなり、微かな波紋が広がった。

「俺、かっこ
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あんこ
ちょっと中だるみで飽きてきた所にBL感は楽しいw
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