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第18話

Auteur: 黙璃
湊の瞳が、瞬時に赤く染まった。何しろ、「子供」に関しては、愛と最も話したくないタブーだった。

声がわずかに震える。「愛、俺は知らなかったんだ!」

愛は言った。「知らなかったから、罪じゃないとは言えない。知らなかったからって、許さなきゃいけない理由にもならないわ。あなたが私を拉致犯に渡し、鷹野に残した時、彼らに触れられた時の、あの悍ましい嫌悪感が、あなたに分かる?」

湊の瞳がさらに赤く充血する。震える手が、愛の肩を掴んだ。「すまない!でも信じてくれ、お前への愛は本当なんだ!あの時は焦っていたんだ。死んだ哲朗への恩返しを……そう焦って、詩帆に優しくしすぎた……」

一方、愛の目は平静なままだ。「恩返しね。あなたが私に負っている『恩』は、詩帆に負っているものより、少ないとでも?」

ただ、時間の中で、その罪悪感はとっくに消え失せていただけ。

新しい罪悪感が現れれば、古いものは埋もれていく。

誰も古傷のことなど見ない。新しくできた傷が、どれだけ血塗れかしか、見ないのだ。

愛の冷たい瞳が湊を見た。最後に、強調するように言った。「私たちは、とっくに終わったの。もう二度と、私の前に現れな
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