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第 403 話

作者: 江上開花
このエピソードはすぐに収まり、宴席は再び賑やかさを取り戻した。

しかし、誰もが気づいていた。瑠花の亜夕美に対する態度が非常に親密であることを。二人はまるで姉妹のように腕を組み、多くの招待客に彼女を紹介して回っていたのだ。

周囲が二人の関係を探ろうとしても、瑠花は巧みに話題を逸らし、それがさらなる憶測を呼んだ。

新堂家が行方不明の末娘を探しているのは周知の事実だ。亜夕美がこれほど瑠花に似ていれば、誰もが深読みせずにはいられない。

にわかに、人々は亜夕美に取り入ろうと動き始めた。もし彼女が本当に新堂家の令嬢なら、その加護は絶大だ。

亜夕美はそれらの下心を承知の上で、応対しながらも不安を抱えていた。
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