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第 410 話

مؤلف: 江上開花
消防士が戸惑っていると、瑠璃愛が下りてきて、泣きながら亜夕美の手を取って、消防士に「うちの姉です」と告げながら、エレベーターへ向かった。

エレベーターが上昇するわずか数秒の間、亜夕美には隣にいる瑠璃愛を気遣う余裕などなかった。

ただ自分の心臓が、かつてないほど激しく脈打つのを感じていた。それは、まるで痙攣でも起こしたかのように、心臓が波打っていた。

ようやく屋上に辿り着き、亜夕美が姿を現すと、その場の全員の視線が一斉に彼女へと注がれた。

瑠花が切迫した声を上げた。「ママ!森野さんが来たわよ!」

安恵嘉がゆっくりと首を巡らせた。その瞳は虚無に沈み、恐ろしいほど冷たかった。

亜夕美は思わず声を絞り
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