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第 61 話

Penulis: 江上開花
碧唯がこんなに早く自分の秘密をバラすとは思っていなかった。それでも今夜の約束、まだ間に合うか?

静樹はふと左手の薬指に光る指輪を回しながら、静かに言った。「わかった。車を手配してくれ。今すぐ迎えに行く」

陽太は「かしこまりました」と返事をし、部屋を出ようとしたとき、ふと立ち止まり振り返って尋ねた。「社長、森野亜夕美って……僕の知ってるあの森野亜夕美ですか?」

静樹は何かを考えながら、軽く「ああ」とだけ返す。

え!!!

やっぱり……!!

「承知しました!車を出してきます!」オフィスを出た瞬間、陽太はスマホを取り出し、秘密のアルバムを開いた。そこには――亜夕美の写真がぎっしりと詰め込まれている。

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