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第 66 話

Auteur: 江上開花
「社長、何か食べられないものはありますか?」個室に入るとすぐ、亜夕美はメニューを手にしながらたずねた。

静樹は首を振る。「特にないな」

「田中先生が脂っこいものは控えるようにって言ってましたから、私が勝手に選んじゃってもいいですか?」

「任せる、好き嫌いはないよ」

碧唯は、左のパパ、右のママを交互に見ながら、背筋をピンと伸ばして元気に手を挙げる。「ママ、報告します!私もパパと同じで好き嫌いないです!」

その姿が可愛すぎて、亜夕美は思わず彼女のほっぺをつまむ。「偉いね、碧唯ちゃん!」

碧唯は「えへへ」と笑いながら、もう片方のほっぺも差し出す。「こっちもつまんで~」

亜夕美はもう片方も軽くつまんで
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