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第7話

Autor: 金運の牛
慶と菜々子は取引の話し合いに来たようなのだが、菜々子のミスで、門前払いをくらったらしい。

すごく不機嫌な顔の慶を、菜々子が小走りで追いかけている。

あれからかなり経つのに、まだ付き合ってなかったのか。

ふと思ったのだが、人によっては、曖昧な関係のままでいる方が楽しいのかもしれない。

関係をはっきりさせてしまったら、逆にもう一緒にはなれないのかも。

私は笑顔で挨拶した。

すると、慶が静かな声で言った。「最近は元気にしてるか?」

私は肩をすくめる。「うん、おかげさまで。私と愛奈はふたりとも元気だから、心配しないでね」

すると、一台の車が私の横に停まった。

「一緒に晩ごはん食べるんだろ?」

浩平だった。

どうやって早くこの場を離れようか、考えていたところだったから、ちょうどよかった。

慶の怒ったような視線を感じながらも、私は車のドアを開けて乗り込んだ。

すると、浩平がにやにやしながら聞いてきた。「俺、今、助けてあげた感じ?」

私は呆れながら答える。「ちょうどよかったよ。お礼に晩ごはん奢るから」

しかし、浩平はひらひらと手を振った。

「いつもご飯を奢るんじゃ、誠
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