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第1128話

Penulis: かおる
今に至る――優芽利を利用した一件は、あくまで「彼個人の暴走」であり、会社の誰も事情を知らない。

だから周囲の秘書やアシスタントは、全てを「星のために資金を動かしたから」と解釈したのだ。

航平は、すぐに否定しようとした。

だが、その言葉は、喉の奥でなぜか止まる。

……もし星が、「鈴木グループは自分のせいで危機に陥った」と思い込んだら?

きっともっと罪悪感を抱き、もっと自分を頼ってくれるかもしれない。

もし星が、この一兆円を「自分のために彼が株を売って作った金」だと思えば――彼が何か願いを口にしても、きっと断れないだろう。

しかし同時に、彼は理解していた。

ここで「そうだ」と認めれば、いつか必ず化けの皮が剥がれる。

本物のRさんが姿を現した瞬間、築いてきた信頼も、好意も、一気に崩れかねない。

逡巡の末、航平はふっと笑った。

肯定も、否定もしない。

ただ、話題をそっと側へ押しやった。

「大丈夫だ、星。鈴木グループは、必ずこの危機を抜ける。お前が心配することじゃない」

……

航平のオフィスを出たとき、星の胸の中には、重たいものが沈んでいた。

廊下を歩き、角を曲が
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メイメイ
ちゃんと仁志話してそれを理解した上で星を誘導(自由に)してる!流石だな!グッチョブ仁志!星の保護者だわ
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