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第479話

Author: 楽しくお金を稼ごう
要は昨夜、徹夜で書類仕事をしていて、今日も一日中忙しかった。

天音は要の疲れに気づいた。彼女の首筋にかかる息遣いさえも、重く感じられるほどだった。

天音は微笑んで言った。「大智はもう寝たわ。

私の部屋で寝る?

私が誘ったよ。

お風呂に入るの?

一階から着替え、取ってきましょうね?

要?」

真っ暗な闇の中、要の抑えきれない欲望が露わになった。

要は顔を上げると、天音の小さな顔を両手で包み込み、じっと見つめた。

あの時、蓮司と天音の結婚式に行って、天音を奪おうとしたんだ。

笑えるよな。

身の程も知らずに、天音の結婚式に駆けつけた。

幸せそうに「はい」と微笑み、つま先立ちで新郎にキスをする彼女を見た。

「風間にも着替えを持って行ってあげたのか?」

要は声を押し殺して言った。

これまで、天音の前で蓮司の名前を出したことは一度もなかった。

二人が共に過ごした十年間という月日は、要には揺るがすことのできない大きな壁だった。

だから要は決して、天音のタブーに触れようとしなかった。

自分は天音にとって、それほど大切な存在ではなかった。

だから、彼女は何度も、冷た
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